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J-GLOBAL ID:202202257668997841   整理番号:22A0332423

侵入者に対する樹洞内部 vs.樹洞外部からのキツツキによる巣防衛

Nest defence by woodpeckers from inside vs. outside the cavity against the intruder
著者 (4件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 13-21  発行年: 2022年 
JST資料番号: L3918A  ISSN: 0289-0771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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要約:樹洞巣は開放巣よりもより安全であり,それらは内部からの独自な防衛を可能にする。著者らは,その主たる巣侵入者であるホシムクドリ(Sturnus vulgaris)に対するアカゲラ(Dendrocopos major)の営巣段階および反応親数に関し,樹洞内側/外側からの巣防衛率を検討した。ムクドリ遭遇前(対照レベル)の影響を受けない行動はその後の営巣段階で減少する抱卵中の高い樹洞内注意を含むが,樹洞外部注意は全ての営巣段階で低いままであった。樹洞内部および外部注意の両方がムクドリ遭遇後に大部分は増加した(閉籠り個体)。ムクドリに遭遇している間,樹洞内部注意パターンは,単独および対応親において同様であった。抱卵および雛雛が巣にいる段階において,単独の応答親が主に内部から樹洞を防衛したが,これは親鳥の初期位置の結果ではなく,それらは成長した雛雛がいる段階の後で外部から樹洞を防衛したが,抱卵および雛鳥がいる段階での増大した樹洞外部注意は,配偶者存在の産物であった。さらに,外部から巣を防衛する親は,営巣段階と関係なく配偶者の存在でより攻撃的に行動した。著者らは,内部防衛を巣防衛の優先戦術であると考え,おそらくは侵入者が特に放置された樹洞に対し脅威となる。これらの知見は,全般的巣防衛スコアへと組み合わされる内部および外部樹洞防衛の異なる有効性(状況依存性)に対する注意を呼び起こす。Copyright Japan Ethological Society 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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個生態学 
タイトルに関連する用語 (6件):
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