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J-GLOBAL ID：202202257785415373   整理番号：22A1076290

PRAにおけるHRAの課題

HRA Issues for PRA Improvement

著者 (2件)： 氏田博士 (環境安全学研) ,  氏田博士 (アドバンスソフト)
資料名： 日本原子力学会春の年会予稿集(CD-ROM)  (日本原子力学会春の年会(CD-ROM))
巻： 2022  ページ： ROMBUNNO.1H_PL01  発行年： 2022年 
JST資料番号： G0939B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・人間信頼性解析(HRA)の目的は,PRAのイベントシーケンスに含まれる人間(運転員)の行動の信頼性を推定すること。
・運転員の操作の信頼性が最終的な炉心溶融確率(CDF)に与える影響は少なくなく,PRAの結果に対してHRAが寄与する割合は60-80%程度。
・PRAの結果に対して非常に大きな寄与をしているHRAであるが,人間の挙動を扱うという意味で工学とは異なる専門知識が要求されるため,HRAを正しく理解できる人材は小。
・不確実性があることを前提にしてリスク情報を活用することが,リスク情報に基づく意思決定(RIDM)の考え方の基本であるが,そのためにHARAにおける分析手法の十分な理解が必要。
・本稿では,HARAの現状と研究開発動向,およびHARAの課題を説明。

シソーラス用語： *確率論的リスク評価 ,  *信頼性解析 ,  *人間 ,  オペレータ ,  炉心溶融 ,  不確実性 ,  情報 ,  意思決定
準シソーラス用語： PRA【リスク評価】 ,  人間信頼性解析 ,  運転員 ,  リスク情報

分類 (1件)： 原子炉安全一般  (MD06010W)

引用文献 (7件)：

• 高橋、氏田、良く分かるPRA~うまくリスクを使えるために~、第6回人間信頼性解析の現状、原子力学会誌、202.
• U.S. Nuclear Regulatory Commission, Cognitive Basis for Human Reliability Analysis, NUREG-2114, 2016
• アンソニー・J・スパージン,人の間違いを評価する科学 -人間信頼性評価とは,星雲社,2013.
• 氏田、人間信頼性評価データ収集、原子力学会 2019年春の年会、リスク部会/HMS部会 合同セッション「確率論的リスク評価における人間信頼性評価」.
• U.S. Nuclear Regulatory Commission, The International HRA Empirical Study, Lessons Learned from Comparing HRA Methods Predictions to HAMMLAB Simulator Data, NUREG-2127, August 2014.

タイトルに関連する用語 (1件)： PRA