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J-GLOBAL ID：202202257833222051   整理番号：22A0680080

石炭の低温酸化におけるヒドロキシルラジカルを含む反応機構【JST・京大機械翻訳】

Reaction mechanisms involving the hydroxyl radical in the low-temperature oxidation of coal

著者 (9件)： Xi Zhilin (School of Environmental Science and Safety Engineering, Tianjin University of Technology, Tianjin 300384, China) ,  Xi Zhilin (Tianjin Key Laboratory of Hazardous Waste Safety Disposal and Recycling Technology, Tianjin 300384, China) ,  Li Mengmeng (School of Environmental Science and Safety Engineering, Tianjin University of Technology, Tianjin 300384, China) ,  Li Mengmeng (Tianjin Key Laboratory of Hazardous Waste Safety Disposal and Recycling Technology, Tianjin 300384, China) ,  Li Xue (School of Environmental Science and Safety Engineering, Tianjin University of Technology, Tianjin 300384, China) ,  Li Xue (Tianjin Key Laboratory of Hazardous Waste Safety Disposal and Recycling Technology, Tianjin 300384, China) ,  Lu Linping (School of Mechanical Engineering, Tianjin University of Technology, Tianjin 300384, China) ,  Wang Jiawei (School of Environmental Science and Safety Engineering, Tianjin University of Technology, Tianjin 300384, China) ,  Wang Jiawei (Tianjin Key Laboratory of Hazardous Waste Safety Disposal and Recycling Technology, Tianjin 300384, China)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 314  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒドロキシルラジカル(・OH)を含む石炭中の反応機構を調べるために,トルエンとペルオキシルラジカルおよびヒドロキシル,アルデヒド,およびカルボキシル基からの水素原子の引き抜きを量子化学計算によって解析した。さらなる量子化学計算と電子常磁性共鳴(EPR)実験を,石炭自然燃焼(CSC)に及ぼすヒドロキシチロソール(HTY)の阻害効果に関して行った。結果は,・OHが,主に,・OOHまたはROO・の分解を通して形成されることを示した。OOHの結合解離エネルギーは317.69kJ/molであり,一方,ROO_OH内の水素移動は86.64kJ/molのエネルギー障壁を克服する必要がある。したがって,・OHは初期段階でROO・から主に生産されるが,しかし,OOHの分解は,温度の増加に伴い,徐々に主要な経路になった。炭化水素および酸素含有基中のHは,C*,-C(OH)・,-C(O)・,-CO(O)・ラジカルおよびH_2Oを形成するために,・OHによって抽出される。C*ラジカルは次にO_2を吸着してROO・を生成し,次に分解して・OHを生成した。したがって,石炭酸化の全プロセスはサイクル酸化反応として現れる。炭化水素と水酸基の・OHとの反応は,それぞれ,18.38と154.90kJ/molの対応する熱放出で,39.38と23.63kJ/molのエネルギー障壁を乗り越える必要がある。アルデヒドとカルボキシル基からのH引抜は,それぞれ68.26と73.51kJ/molのエネルギー障壁を克服し,97.14と49.88kJ/molの熱を吸収する必要がある。36.75kJ/molの障壁を克服した後,HTYにおけるO18-H19結合は,23.63kJ/molの熱放出で,OHを除去でき,その速度定数は1.60×109s-1m-1であった。HTYがCSCを阻害すると,EPR g因子は低下し,線幅は大きくなった。結果は,HTYが石炭から酸素含有と他のヘテロ原子含有フリーラジカルを効果的に除去することを示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ESR【磁気共鳴】 ,  *酸化 ,  燃焼 ,  *石炭 ,  酸素 ,  アルデヒド ,  炭化水素 ,  *反応機構 ,  *ヒドロキシルラジカル ,  カルボキシ基 ,  量子化学 ,  アルキルベンゼン
準シソーラス用語： ペルオキシラジカル ,  ヘテロ原子 ,  エネルギー障壁 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 石炭の自然燃焼 ,  ヒドロキシルラジカル ,  酸素含有官能基 ,  ヒドロキシチロソール ,  量子化学

分類 (1件)： 石炭の物理的・化学的処理  (YE04040E)

物質索引 (1件)： トルエン

タイトルに関連する用語 (3件)： 石炭 ,  低温酸化 ,  ヒドロキシルラジカル