文献

J-GLOBAL ID：202202257862958695   整理番号：22A0620179

誘導性遺伝子スイッチGAL4システムを用いたDrosophila melanogasterにおけるOLETFラットのNiddm20候補遺伝子の検討【JST・京大機械翻訳】

Examination of Niddm20 candidate genes of OLETF rats in Drosophila melanogaster using inducible GeneSwitch GAL4 system

著者 (5件)： Enli Lan (Department of Natural Sciences, International Christian University, Mitaka, Tokyo, Japan) ,  Moronuki Yuto (Department of Natural Sciences, International Christian University, Mitaka, Tokyo, Japan) ,  Moronuki Yuto (Laboratory of Bio-Resource Regulation, Department of Integrated BioSciences, Graduate School of Frontier Sciences, University of Tokyo, Kashiwa, Chiba, Japan) ,  Yamada Takahisa (Faculty of Agriculture, Department of Agrobiology, Niigata University, Nishi-ku, Niigata, Japan) ,  Kose Hiroyuki (Department of Natural Sciences, International Christian University, Mitaka, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Genetics  (Journal of Genetics)
巻： 101  号： 1  ページ： 15  発行年： 2022年 
JST資料番号： W0537A  ISSN： 0022-1333  CODEN： JOGNAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2型糖尿病(T2D)は,遺伝的および環境的因子の間の複雑な相互作用によって引き起こされる代謝障害である。疾患発現を導く遺伝的成分の理解において顕著な進歩がなされてきたが,今日まで同定されたΔΨ糖尿病遺伝子は疾患リスクの評価には不適切であり,多くの他の遺伝子が発見されていないことを示唆する。ここでは,ショウジョウバエを用い,T2Dの良く特性化されたモデル,Otsuka Long-Evans Tokushima Fatty(OLETF)ラットの高血糖遺伝子座で注釈した蛋白質コード遺伝子を検討した。著者らは,T2Dの新しい候補遺伝子として,AF4/FMR2ファミリーメンバー2のハエ相同体であるリリプタン(lilli)を同定した。Lilliノックダウン成体雌は,有意に高い血リンパトレハロースとグルコースレベルを持ち,一方,糖代謝で主要な役割を果たすdilp2は下方制御された。組織特異的ノックダウン株は,lilliが卵細胞及び脂肪体で重要な機能を示し,これらは肝臓への相同器官である。まとめると,これらの知見は,T2Dのような多遺伝子疾患を研究するためのハエモデルの使用の重要性を示す。Copyright Indian Academy of Sciences 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  肝臓 ,  *遺伝 ,  *遺伝子 ,  *ラット ,  糖質代謝 ,  遺伝子座 ,  成体 ,  ショウジョウバエ ,  ダウンレギュレーション ,  2型糖尿病 ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  グルコシド
準シソーラス用語： *キイロショウジョウバエ ,  遺伝子ノックダウン法 ,  *候補遺伝子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 2型糖尿病 ,  リリー ,  AF4/FMR2 ,  インスリン/IGFシグナル伝達 ,  ショウジョウバエ

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

物質索引 (1件)： トレハロース

タイトルに関連する用語 (5件)： 遺伝子スイッチ ,  GAL4 ,  Drosophila ,  OLETFラット ,  候補遺伝子