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J-GLOBAL ID:202202257879975779   整理番号:22A1016638

造血性内皮から出生までのヒト造血幹細胞のマッピング

Mapping human haematopoietic stem cells from haemogenic endothelium to birth
著者 (41件):
資料名:
巻: 604  号: 7906  ページ: 534-540  発行年: 2022年04月21日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒトの造血幹細胞(HSC)の個体発生は,さまざまな造血部位でHSCが出現して成熟する際にHSCを特定できないため,ほとんど明らかになっていない。今回我々は,妊娠第1三半期から出生までのヒト造血組織の単一細胞トランスクリプトームマップを作製し,HSCシグネチャーであるRUNX1+HOXA9+MLLT3+MECOM+HLF+SPINK2+によって,妊娠期間を通じてHSCと前駆細胞を識別できることを見いだした。新生HSCは,AGM(aorta-gonad-mesonephros)領域に加えて,胎盤と卵黄嚢に存在し,その後,6週で肝臓に定着した。HSCを異なる成熟段階で比較すると,HSCの転写因子装置はHSCの出現後に確立されることが明らかになったが,HSCの表面表現型は発生過程を通して進化していた。HSCの肝臓への移行とともに分子変化が起こることは,新生HSCのアイデンティティーを反映する表面抗原の抑制と,HSC成熟マーカーであるCD133(PROM1によってコードされる)およびHLA-DRの獲得が証拠となる。HSCの起源は,ALDH1A1+KCNK17+造血性内皮細胞まで追跡され,この細胞は,前造血性内皮細胞と呼ばれるIL33+ALDH1A1+動脈内皮サブセットから生じていた。我々は,空間トランスクリプトミクスと免疫蛍光法を用いて,この過程を腹側に位置する大動脈内造血クラスターにおいて視覚化した。ヒトHSC個体発生のin vivoマップは,ヒト多能性幹細胞からAGM様の明確な造血幹・前駆細胞が生じることを立証し,それらの細胞の機能的なHSCへの成熟を改善するためのガイドとなる。Copyright Nature Japan KK 2022
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分類 (1件):
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造血系 

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