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J-GLOBAL ID：202202257882112980   整理番号：22A1008666

微視的モデルによる二種混合体に対する小粒子骨格構造の限界大粒子含有率の評価

EVALUATION OF LIMIT LARGE PARTICLE CONTENT OF SMALL PARTICLE SKELETON STRUCTURE FOR BINARY GRANULAR MIXTURE BASED ON MICROSCOPIC MODEL

著者 (3件)： 田上聖人 (山口大学 大学院創成科学研究科) ,  中田幸男 (山口大学 大学院創成科学研究科) ,  梶山慎太郎 (山口大学 大学院創成科学研究科)
資料名： 土木学会論文集 C(地圏工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. C (Geosphere Engineering) (Web))
巻： 78  号： 1  ページ： 32-44(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U0104A  ISSN： 2185-6516  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粗粒土の二種混合体試料の性質は,大粒子含有率に対応する骨格構造に支配される.ここでは,小粒子骨格構造の限界大粒子含有率を評価することを目的とし,微視的モデルの改良,安息角・間隙比実験の実施,微視的モデルによる骨格構造の評価を行った.その結果,微視的モデルに,大粒子の形状や配置の異方性を考慮するパラメーターを導入し,より現実に即した改良を行うことができた.安息角・間隙比実験からは,大粒子試料が大きく,いびつであるほど,また小粒子試料の間隙比が大きいほど,小粒子骨格構造の限界大粒子含有率が低くなること.微視的モデルによる骨格構造の評価からは,大粒子の粒度試験と小粒子の最小密度試験の結果から,推定式をもとに,小粒子骨格構造の限界大粒子含有率を推定できる可能性があることを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： *粗粒土 ,  *安息角 ,  *空隙率 ,  微粒子 ,  固体粒子 ,  含有量 ,  混合物 ,  微視力学 ,  土質試験 ,  シミュレーションモデル ,  粒度分析 ,  土壌密度 ,  形状効果 ,  土壌構造 ,  骨格粒子
準シソーラス用語： 粗大粒子 ,  微視的モデル ,  粒子形状 ,  粒子骨格構造

著者キーワード (5件)： coarse grained soil ,  angle of repose ,  void ratio ,  grain size ,  particle shape

分類 (1件)： 土の構造と物理的・化学的性質  (RA03030T)

引用文献 (26件)：

• 1) 社団法人土質工学会:粗粒材料の変形と強度,pp. 1-2, 1986.
• 2) 礫質土の力学特性についての研究委員会:礫質土の力学特性に関する技術の現状報告,礫質土の力学特性についての研究委員会,pp. 1-149, 2001.
• 3) 渡部要一,金子崇,佐々真志:サンゴ礫混じり土の力学特性,港湾航空技術研究所報告,第55巻第3号,1996.
• 4) Vallejo, L. E. : Interpretation of the limits in shear strength in binary granular mixtures, Canadian Geotechnical Journal, Vol. 38, No. 5, pp. 1097-1104, 2001.
• 5) 兵動正幸,金郁基,中田幸男,吉本憲正:砂・粘土混合土の非排水せん断強度特性に及ぼす細粒分の影響,土木学会論文集 C, Vol. 66, No. 1, pp. 215-225, 2010.

タイトルに関連する用語 (8件)： 微視的モデル ,  混合体 ,  小粒子 ,  骨格構造 ,  限界 ,  大粒子 ,  含有率 ,  評価