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J-GLOBAL ID：202202257953817969   整理番号：22A0471189

Liイオン電池の車載・定置利用への展開と評価技術の応用

Application of analytical scheme to secondary battery using lithium and/or sodium ion for in-vehicle and stationary use

著者 (3件)： 田中真悟 (国立研究開発法人産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 電池技術研究部門ナノ材料科学研究グループ) ,  田中真悟 (国立研究開発法人産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 ゼロエミッション国際共同研究センター電気化学デバイス基礎研究チーム) ,  田中真悟 (国立研究開発法人産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 産総研・京大エネルギー化学材料オープンイノベーションラボラトリ(ChEM-OIL))
資料名： 応用物理  (JSAP International)
巻： 91  号： 1  ページ： 37-41(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： F0252A  ISSN： 0369-8009  CODEN： OYBSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Liイオン電池を中心とするアルカリイオン2次電池の車載・定置利用に向けては,現在積極的に研究・開発が進められている.それらを幅広く展開するためには,電池の基本性能の向上と併せて,高い信頼性・安全性を満たしつつ低コスト化も進める必要があり,実現に向けては多くの課題が存在する.我々のグループでは,これまでに第一原理計算を中心とした計算科学と電子顕微鏡,表面プローブ顕微鏡技術を中心とした精密解析を連携・融合させて,実用電池に向けた分析・解析・評価技術の応用へアプローチしてきた.本稿では,最近の研究成果を事例として取り入れながら,現状の課題点や今後の展望について紹介していく.(著者抄録)

シソーラス用語： リチウム ,  *二次電池 ,  原価低減 ,  *電子顕微鏡 ,  顕微鏡 ,  電極材料 ,  *固体電解質 ,  科学
準シソーラス用語： *Li ,  *プローブ顕微鏡 ,  計算科学 ,  車載電池 ,  *第一原理計算 ,  低コスト化 ,  電極活物質 ,  電池材料 ,  負極活物質

分類 (2件)： 二次電池  (YB04030K) ,  研究開発  (SA01040R)

引用文献 (28件)：

• 1) この点は少し注意が必要. 本質的・理想的には依存しないが, 実際に計算を実行するうえでは, 妥当と考えられる近似や初期条件を導入して行うため, 妥当性の検証は別途必要である.
• 2) 固体全体を効率よく表現する平面波基底の擬ポテンシャル法をベースに, 原子近傍については電子状態を高精度に表現できるように補強した手法. VASPコードなどが採用している.
• 3) H. Arai, S. Okada, Y. Sakurai, and J. Yamaki: J. Power Sources 68, 716 (1997).
• 4) H. Senoh, K. Matsui, M. Shikano, T. Okumura, H. Kiuchi, K. Shimoda, K. Yamanaka, T. Ohta, T. Fukunaga, H. Sakaebe, and E. Matsubara: ACS Appl. Mater. Interfaces 11, 30959 (2019).
• 5) M. Mori, S. Tanaka, H. Senoh, K. Matsui, T. Okumura, H. Sakaebe, H. Kiuchi, and E. Matsubara: Phys. Rev. B 100, 035128 (2019).

タイトルに関連する用語 (8件)： Li ,  イオン ,  電池 ,  車載 ,  定置 ,  展開 ,  評価 ,  応用