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J-GLOBAL ID:202202257974675850   整理番号:22A0857946

ジギトニン透過性クルーズトリパノソーマによるCa2+取込中の熱発生のチップ-熱量測定評価【JST・京大機械翻訳】

Chip-calorimetric assessment of heat generation during Ca2+ uptake by digitonin-permeabilized Trypanosoma cruzi
著者 (6件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 4611-4619  発行年: 2022年 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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トリパノソーマイドにおけるCa2+シグナル伝達はエネルギー代謝調節の重要な成分であり,従ってサイトゾルCa2+濃度は細胞膜を介したCa2+輸送及び細胞内オルガネラによるCa2+取込及び放出により細かく調節される。細胞区画内のイオンの異なる勾配で細胞内Ca2+ホメオスタシスを維持するため,熱の形でエネルギーコストとエネルギー散逸がある。チップ-カロリメータとCRISPR/Cas9ノックアウト(-KO)クルーズトリパノソーマ細胞株の革新的分割融合技術を用いて,ミトコンドリアと酸性カルシソームによるCa2+取込からなる系であるジギトニン透過性T.cruziエピマスティゴートによるCa2+取込時の熱発生を評価した。3つのT.cruziエピマスティゴート細胞株を用いた:対照細胞は,スクランブルド,ピルビン酸デヒドロゲナーゼホスファターゼを欠く細胞(TcPDP-KO)およびミトコンドリアカルシウムユニポーターを介したミトコンドリアCa2+取り込みを欠く細胞(TcMCU-KO)を用い,これは,Ca2+取り込みの速度と能力を低下させた。TcPDP-KO細胞はCa2+添加後に最低の熱産生を示し,これはミトコンドリア酸化的リン酸化能が低く,酸性カルシソームCa2+取込に対するATPアベイラビリティが低いためである。スクランブルドおよびTcMCU-KO細胞は,同様のCa2+誘導熱効果を示し,これはこれら細胞におけるより高いATP依存性酸性カルシソームCa2+取り込みと相関した。結果は,単輸送体を介したミトコンドリアCa2+輸送は最小熱散逸であるが,酸性カルシソームにおけるATPアーゼポンプはCa2+取込時に発生する熱に優勢な寄与を持つことを示す。Copyright Akademiai Kiado, Budapest, Hungary 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ガラスの性質・分析・試験  ,  その他の無触媒反応  ,  無機物質の各種分析一般 

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