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J-GLOBAL ID:202202258081936365   整理番号:22A1180725

GLIM基準はクローン病患者の栄養評価のためのより適切なツールを代表する【JST・京大機械翻訳】

The GLIM Criteria Represent a More Appropriate Tool for Nutritional Assessment in Patients With Crohn’s Disease
著者 (11件):
資料名:
巻:ページ: 826028  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7088A  ISSN: 2296-861X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:栄養不良の早期認識は,クローン病(CD)患者の予後を改善するために必須である。栄養失調(GLIM)基準に関するグローバルリーダーシップイニシアティブは,栄養不良の診断のための新しいコンセンサスを表すが,CDで検証する必要がある。目的は,CDにおける栄養不良の関連因子を調査して,栄養リスクスクリーニング2002(NRS2002)に合致しないGLIM陽性患者が栄養療法から利益を得るかどうかを調査することであった。方法:本研究は,2020年3月~2021年3月に,Xiangya病院中央南部大学の胃腸病学部におけるCD患者を遡及的に登録した。生体電気インピーダンス分析の後,すべての患者は,それぞれNRS2002とGLIM基準を用いて栄養スクリーニングと診断を受けた。多変量解析を行い,CD患者における栄養不良に関連する危険因子を評価した。多変量Coxハザードモデルを用いて栄養療法と予後転帰との関連を評価した。結果:含まれている118人の患者のうち,50人はNRS2002に従って高い栄養不良リスクを有すると分類されたが,76人はGLIM基準により栄養不良と診断された。多変量解析は,高い栄養不良リスクが,NRS2002に基づいて,L4表現型[オッズ比(OR)(95%信頼区間(CI))=4.718(1.108,20.10),p=0.036]およびクローン病活動指数(CDAI)[OR(95%CI)=1.018(1.007,1.029),p=0.002]と独立して関連することを示した。発症時の年齢[OR(95%CI)=0.828(0.699,0.980),p=0.028]およびCDAI[OR(95%CI)=1.111(1.034,1.195),p=0.004]は,GLIM基準によって決定されたように,栄養不良に関連する独立危険因子と見なされた。26人のGLIM+/NRS患者の間で,栄養サポートを受けた有意に多い患者は,6週間の寛解を達成した(100対71.4%,p<0.05)。栄養療法で治療した患者における6週間の寛解リスクは,栄養療法のない患者より4倍高かった。結論:GLIM基準は,NRS2002により陽性にスクリーニングされないCDのより栄養不良な患者を診断でき,その中で栄養サポート療法が疾患寛解に有益である。新しい基準は,CD患者の栄養状態を評価するためにより適切である。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生体計測  ,  栄養調査 
引用文献 (52件):
  • Donnellan CF, Yann LH, Lal S. Nutritional management of Crohn's disease. Therap Adv Gastroenterol. (2013) 6:231-42. doi: 10.1177/1756283X13477715
  • Hartman C, Eliakim R, Shamir R. Nutritional status and nutritional therapy in inflammatory bowel diseases. World J Gastroenterol. (2009) 15:2570-8. doi: 10.3748/wjg.15.2570
  • Bischoff SC, Escher J, Hebuterne X, Klek S, Krznaric Z, Schneider S, et al. ESPEN practical guideline: Clinical Nutrition in inflammatory bowel disease. Clin Nutr. (2020) 39:632-53. doi: 10.1016/j.clnu.2019.11.002
  • Wallaert JB, de Martino RR, Marsicovetere PS, Goodney PP, Finlayson SR, Murray JJ, et al. Venous thromboembolism after surgery for inflammatory bowel disease: are there modifiable risk factors? Data from ACS NSQIP. Dis Colon Rectum. (2012) 55:1138-44. doi: 10.1097/DCR.0b013e3182698f60
  • Ananthakrishnan AN, McGinley EL, Binion DG, Saeian K. A novel risk score to stratify severity of Crohn's disease hospitalizations. Am J Gastroenterol. (2010) 105:1799-807. doi: 10.1038/ajg.2010.105
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