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J-GLOBAL ID:202202258117731436   整理番号:22A0541228

二量化Toda格子におけるトポロジカルエッジ状態とバルクエッジ対応

Topological Edge States and Bulk-edge Correspondence in Dimerized Toda Lattice
著者 (1件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 024703.1-024703.7  発行年: 2022年02月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Toda格子は,非線形波動方程式のモデルであり,ソリトンの厳密解が得られる。これは,インダクタと可変容量ダイオードを持つ伝送線路で作られた電気回路で実現される。あるパラメータλで指定された交互結合を導入することにより,二量化されたToda格子へと一般化され,λ=0ではToda格子に還元される。この論文では,この非線形システムのトポロジー的な性質を調べる。この系は,Su-Schrieffer-Heeger (SSH)ハミルトニアンを本質的な項として含んでいることが興味深かった。著者等は,伝送線路の端で孤立したゼロモード状態が出現する条件について解析的な研究を行った。これは,SSHモデルでよく知られているトポロジカルエッジ状態と同定される。この系はトポロジカル相とトリビアル相を含み,相転移点は元のToda格子(λ=0)で与えられる。これらの観測を確認するために,有限な伝送線路の一端に電圧を瞬間的に注入したときの,電圧伝播のクエンチダイナミクスを数値的に調べた。トポロジカル相転移は,2つの相における伝送線路に沿った電圧のダイナミクスの大きな違いによって観測可能であり,これはトポロジカルエッジ状態の出現によって説明される。これは非線形系におけるバルク・エッジ対応である。(翻訳著者抄録)
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相転移・臨界現象一般 
引用文献 (51件):
  • M. Z. Hasan and C. L. Kane, Rev. Mod. Phys. 82, 3045 (2010).
  • X.-L. Qi and S.-C. Zhang, Rev. Mod. Phys. 83, 1057 (2011).
  • S. Imhof, C. Berger, F. Bayer, J. Brehm, L. Molenkamp, T. Kiessling, F. Schindler, C. H. Lee, M. Greiter, T. Neupert, and R. Thomale, Nat. Phys. 14, 925 (2018).
  • C. H. Lee, S. Imhof, C. Berger, F. Bayer, J. Brehm, L. W. Molenkamp, T. Kiessling, and R. Thomale, Commun. Phys. 1, 39 (2018).
  • T. Helbig, T. Hofmann, C. H. Lee, R. Thomale, S. Imhof, L. W. Molenkamp, and T. Kiessling, Phys. Rev. B 99, 161114 (2019).
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