抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,大都市の郊外に位置する散策路の一例として,埼玉県,飯能市,天覧山周辺の散策路を取り上げたが,そこでは緑地保存と都市開発の波に直面している。公園と緑地に関する概念または計画の推移と散策路に関連する宅地開発を明らかにし,その存在が,この区域の空間的特性に関する整備,開発と保存にいかに影響したかを分析する。飯能市では,「定番コース」を準備し,戦前期の旅行者の目的地として開発の一部として維持し,そのように継承するだけでなく,「4つの山岳と1つの河川」の空間構造を際立たせる散策路のネットワークも強化した。さらに,自然環境を劣化させ,あるいは減少させる恐れのある住宅開発に対して,そのような計画に対する抑止としても機能していると推論できる。(翻訳著者抄録)