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J-GLOBAL ID：202202258165076760   整理番号：22A0695213

多重分解能シミュレーションアプローチを用いたリグニンとイオン液体の溶解度パラメータの予測【JST・京大機械翻訳】

Prediction of solubility parameters of lignin and ionic liquids using multi-resolution simulation approaches

著者 (7件)： Mohan Mood (Deconstruction Division, Joint BioEnergy Institute, 5885 Hollis Street, Emeryville, California 94608, USA) ,  Huang Kaixuan ,  Pidatala Venkataramana R. ,  Simmons Blake A. ,  Singh Seema ,  Sale Kenneth L. ,  Gladden John M.
資料名： Green Chemistry  (Green Chemistry)
巻： 24  号： 3  ページ： 1165-1176  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2066A  ISSN： 1463-9262  CODEN： GRCHFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子種の溶解度パラメータ(SP)は極性を示す重要な特徴であり,溶解のための溶媒をスクリーニングするための化学で使われる「様-seeks様の原理を定量化する。最近の研究はイオン液体(ILs)と深共晶溶媒(DESs)がリグノセルロースバイオマスを効率的に可溶化し,バイオ燃料と付加価値化学品の生産に用いる糖への酵素的糖化を促進することを示した。ILsおよびDESにおける植物生体高分子,特にリグニンの溶解度を理解することは,バイオマス前処理のための候補ILsおよびDESの選択に重要である;しかし,SPsを実験的に測定することは困難である。したがって,本研究は,IL/DESにおけるリグニン溶解機構およびリグニン,ILsおよびDESの溶解度パラメータ(HildebrandおよびHansen)の予測を,多重解像度シミュレーションアプローチを用いて調べた。研究した化合物の溶解度パラメータを分子動力学(MD)シミュレーションを用いて予測し,リグニンのSPを23~27MPa1/2と決定したが,これは高分子リグニン溶解度パラメータ(24.3~25.5MPa1/2)に近かった。ILs,すなわち[Ch][Lys],[Ch][Oct],および[Emim][Lys]のSPsは~26MPa1/2であり,リグニンのSPsに近く,バイオマス脱リグニンが増加した。MD模擬SPsはCOSMO-RSモデルと実験調査の両方によって検証され,結果は予測と実験的に得られたSPsの間の密接な一致を示した。さらに,ILs/DESの蒸発エンタルピー(ΔH_vap)は系のポテンシャルエネルギーに基づいて予測され,ILs/DESのΔH_vapは約40-65kcal mol-1であり,これは従来の有機溶媒より5~8倍高い。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *シミュレーション ,  *溶解 ,  *溶解度 ,  *リグニン ,  溶媒 ,  可溶化 ,  生体高分子 ,  バイオマス ,  生物燃料 ,  分子動力学 ,  有機溶媒 ,  *溶解度パラメータ ,  *イオン液体
準シソーラス用語： 化学品 ,  深共晶溶媒 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 多重分解能 ,  シミュレーション ,  リグニン ,  イオン液体 ,  溶解度パラメータ ,  予測