文献

J-GLOBAL ID：202202258297202892   整理番号：22A0654132

非定常表面圧力測定による境界層構造の同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of boundary layer structures by unsteady surface pressure measurements

著者 (4件)： Botero Laura (Universiteit Twente) ,  Liptiay Eki (Universiteit Twente) ,  Venner Cornelis H. (Universiteit Twente) ,  de Santana Leandro D. (Universiteit Twente)
資料名： AIAA Conference Proceedings / Meeting Papers  (AIAA Conference Proceedings / Meeting Papers)
巻： 2022  号： AIAA SCITECH 2022 Forum  ページ： 1649  発行年： 2022年 
JST資料番号： H0236B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 翼型自己雑音現象は,航空機,風力タービンおよびファンのような社会的関連性のいくつかの応用に存在する。境界層で発達した乱流は翼表面と相互作用し,遠方場雑音を生じる後縁で散乱する圧力変動を生じる。表面圧力スペクトルは本質的に速度変動の統計と境界層内の乱流特性に依存する。その結果,遠方場雑音は境界層状態に直接関連する。この実験的研究は,表面圧力スペクトルを解析することによって,境界層の状態と境界層の内側に対流する流れ構造を決定することを目的とする。実験は,いくつかの境界層状態を有するNACA0012の後縁に近い非定常表面圧力の測定から成った。いくつかのジグザグトリップ装置は,翼後縁における境界層の発達と状態を変化させた。結果は,表面圧力スペクトルにおける各状態に存在する流れ構造の高い影響のために,表面圧力スペクトルを解析することによって,異なる境界層状態を同定することができることを示した。5つの異なる境界層状態,すなわち,完全発達乱流境界層,過剰刺激乱流境界層,不安定層流境界層,および初期段階と最終段階に分割された遷移境界層を定義し,それらの表面圧力スペクトル特性を論じた。層流境界層の下の表面圧力スペクトルは,すべての周波数領域を通して調和音音だけから成る。遷移境界層の下の表面圧力スペクトルは,低周波の音と高周波の広帯域成分から成る。最後に,乱流境界層の下の表面圧力スペクトルは単一広帯域成分から成る。しかし,本論文は,広帯域表面圧力スペクトルが完全に発達した乱流境界層の同義ではないことを示した。遠方場雑音における境界層状態の影響を解析した。境界層が完全に乱流でないとき,遠方場雑音スペクトルにおける音を観測した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *境界層 ,  雑音 ,  相互作用 ,  対流 ,  翼形 ,  乱流 ,  乱流境界層 ,  航空機 ,  音響 ,  *表面圧 ,  スペクトル ,  圧力変動 ,  広帯域 ,  遠方場 ,  流れ構造

分類 (3件)： 航空機の空気力学  (QK02010T) ,  音響の励起・発生  (BB03020V) ,  ガスタービン  (PB02040Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 非定常 ,  表面圧力 ,  境界層 ,  同定