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J-GLOBAL ID:202202258378920499   整理番号:22A1020464

新規PI3K活性化因子としてのカリコシンはAKT-IKK/STAT3Axisを介して心不全における炎症と線維症を減少させる【JST・京大機械翻訳】

Calycosin as a Novel PI3K Activator Reduces Inflammation and Fibrosis in Heart Failure Through AKT-IKK/STAT3 Axis
著者 (22件):
資料名:
巻: 13  ページ: 828061  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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目的:炎症と線維症は心不全(HF)進行における重要な因子であることが示されている。カリコシン(Cal)はAstragalus mongholicus Bungeの主要な活性成分であり,心筋梗塞後の心臓機能障害に対する治療効果を有することが報告されている。しかし,Calが心筋梗塞(MI)誘発性炎症および線維症を改善するかどうか,および正確な機序は不明のままである。本研究の目的は,HFにおけるCalの役割を調べ,基礎となる機構を明らかにすることである。方法:in vivo実験では,ラットを心不全モデルのために左前下行動脈結紮術を受けて,Calの心臓保護効果を心エコー評価と組織学的検査で測定した。RNA-seq法を用いて,潜在的差異遺伝子と経路を調べた。更なる機構的研究のために,炎症誘発性条件培地(条件培地)誘導H9C2細胞損傷モデルとTGFβ刺激心臓線維芽細胞モデルを適用して,Calの調節機構を決定した。結果:in vivo実験では,心エコー検査結果は,Calが心機能を有意に改善することを示した。GOと反応濃縮は,炎症と線維症経路がCal処置群に関与することを明らかにした。KEGG濃縮は,PI3K-AKT経路がCal処理群に富んでいることを示した。さらなる実験は,Calがリン酸化IκBキナーゼα/β(p-IKKα/β),リン酸化核因子kapa B(p-NFκB),および腫瘍壊死因子α(TNFα)の発現のダウンレギュレーションによって証明された心筋細胞炎症応答を緩和することを証明した。。また,この実験は,リン酸化されたIκBキナーゼα/β(p-IKKα/β),リン酸化核因子kapa B(p-NFκB),および腫瘍壊死因子α(TNFα)の発現を下方制御することによって証明された。さらに,CalはコラーゲンIとコラーゲンIIIの発現と沈着の阻害を通して心臓線維症を効果的に減弱した。in vitro実験では,ホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3K)阻害剤LY294002は,Calの抗炎症および抗線維症治療効果を消失させ,Calの心臓保護効果がPI3Kおよびセリン/トレオニンキナーゼ(AKT)のアップレギュレーションを介し仲介されることを示した。【結語】:Calは,急性心筋梗塞ラットにおけるH9C2細胞,線維芽細胞,および心不全におけるPI3K-AKT経路の活性化を介して炎症と線維症を阻害した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 
引用文献 (34件):
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