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J-GLOBAL ID:202202258578348364   整理番号:22A1161416

高感度電気化学免疫センサを得るためのフェノールのより低い形式的ポテンシャルを有するフェノール性チロシナーゼ基質【JST・京大機械翻訳】

Phenolic Tyrosinase Substrate with a Formal Potential Lower than That of Phenol to Obtain a Sensitive Electrochemical Immunosensor
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 790-796  発行年: 2022年 
JST資料番号: W5046A  ISSN: 2379-3694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チロシナーゼ(Tyr)の高い選択的触媒活性が,高感度バイオセンサへの応用にしばしば導いた。しかし,親和性に基づくバイオセンサでは,フェノールTyr基質が未だ詳細に調査されていないという事実により,触媒標識としてのTyrの使用は,セイヨウワサビペルオキシダーゼおよびアルカリホスファターゼと比較して一般的ではない。ここでは,フェノールよりも低い形式電位を持つ4つのフェノール化合物をTyr基質としてのそれらの適用性について試験し,3つの還元剤を,電極,Tyr生成物,および還元剤を含む電気化学-化学(EC)レドックスサイクリングのための強力な還元剤として検討した。4-メトキシフェノール(MP)とアンモニア-ボラン(AB)の組み合わせは,(i)迅速なECレドックスサイクリングによる高い電気化学シグナルレベル,及び(ii)低印加電位でのABの遅い酸化による低電気化学バックグラウンドレベル,及びMPとAB間の反応が無い。この組み合わせを副甲状腺ホルモン(PTH)検出のための電気化学免疫センサに適用した場合,検出限界2pg/mLを得た。この検出限界はフェノールとABの組み合わせ(300pg/mL)を用いた場合よりも有意に低かった。また,開発した免疫センサは臨床血清試料中のPTH検出において良好に機能することが分かった。したがって,この新規フェノール基質は,アフィニティーに基づくバイオセンサにおける触媒標識として,より一般的に使用されるTyrの道を開くことができた。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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分析機器  ,  有機化合物の電気分析  ,  生化学的分析法 
物質索引 (1件):
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