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J-GLOBAL ID:202202258589844539   整理番号:22A0728030

羊毛ケラチン/セルロース同時溶解のための持続可能な溶媒としてのバイオベースプロトン性イオン液体:溶液特性と複合膜調製【JST・京大機械翻訳】

Biobased Protic Ionic Liquids as Sustainable Solvents for Wool Keratin/Cellulose Simultaneous Dissolution: Solution Properties and Composited Membrane Preparation
著者 (8件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 2158-2168  発行年: 2022年 
JST資料番号: W5047A  ISSN: 2168-0485  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,レブリン酸由来のプロトン性イオン液体(PILs)をウールケラチン繊維溶解のための良好な溶媒と羊毛ケラチンとセルロースの同時溶解と同定し,セルロースとケラチンの両方に由来する再生材料調製のためのグリーン溶解処理プラットフォームを示唆した。満足な溶解度は,セルロースとウールケラチンとの特別な水素結合形成能を有するレブリナートアニオン中のケトン基のケト-エノール互変異性能と相関すると考えられた。セルロース/ウールケラチン溶液特性を系統的に研究し,セルロース/ウールケラチン溶液の見かけ粘度がセルロースとウールケラチンの質量比,質量濃度,及び試験温度に高度に相関することを示した。オーバーラップ濃度(C*)の値は,セルロース/ウールケラチン(5/5),および純粋な羊毛ケラチンの場合,それぞれ0.83,1.3,および2.01wt%であった。セルロース,ウールケラチン,およびPILs間の水素結合による潜在的相互作用によって生じる凝集を,動的光散乱によって実証した。さらに,セルロース/ウールケラチン複合膜を,エタノールを凝固浴として用いるとき,ゾル-ゲル転移によって容易にキャストし,そして,膜を,X線回折,Fourier変換赤外分光法(FTIR),熱重量分析,および走査電子顕微鏡によって,系統的に特性評価した。この知見は,セルロースと羊毛ケラチンが複合膜において高い相溶性を有することを示した。一方,複合膜は60MPaまでの引張強度の満足な機械的性質と6%までの破断点伸びを示した。さらに,複合膜は,優れた酸素バリア性能と満足な熱安定性を有した。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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