文献

J-GLOBAL ID：202202258615514059   整理番号：22A0477975

最南限の真菌従属栄養植物Arachnitis uniflora Phil.(Corsiaceae)の最後の氷河極大,影響分布および遺伝的多様性パターンよりむしろ古代の気候変動とAndes隆起【JST・京大機械翻訳】

Ancient climate changes and Andes uplift, rather than Last Glacial Maximum, affected distribution and genetic diversity patterns of the southernmost mycoheterotrophic plant Arachnitis uniflora Phil. (Corsiaceae)

著者 (4件)： Renny Mauricio (Instituto Multidisciplinario de Biologia Vegetal, IMBIV, UNC-CONICET, Edificio de Investigaciones Biologicas y Tecnologicas, Velez Sarsfield 1611, 5000 Cordoba, Argentina) ,  Acosta M. Cristina (Instituto Multidisciplinario de Biologia Vegetal, IMBIV, UNC-CONICET, Edificio de Investigaciones Biologicas y Tecnologicas, Velez Sarsfield 1611, 5000 Cordoba, Argentina) ,  Acosta M. Cristina (Facultad de Ciencias Exactas, Fisicas y Naturales, Universidad Nacional de Cordoba, Argentina) ,  Sersic Alicia N. (Instituto Multidisciplinario de Biologia Vegetal, IMBIV, UNC-CONICET, Edificio de Investigaciones Biologicas y Tecnologicas, Velez Sarsfield 1611, 5000 Cordoba, Argentina)
資料名： Global and Planetary Change  (Global and Planetary Change)
巻： 208  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0651A  ISSN： 0921-8181  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Arachnitis uniflora(Corsiaceae)は,Argentinaとチリの温帯アンデス-パタゴニア森林,およびマルビナス/フランクランド諸島のモーランドにおいて,ペルーとボリビアの熱帯の半湿潤森林で成長する南アメリカに固有の真菌従属栄養植物である。この広く分布し,分断された種は,系統地理学的手法,時空間および古分布再構成を用いた進化過程のダイナミクスを探索する機会を提供する。これらのツールは,古代の地質イベントと気候変動が,中新世-鮮新世でどのように起こったか,そして,より最近の更新世イベントが,空間と時間にわたって多様化,デモグラフィー,および遺伝的多様性パターンにいかに影響するかを,試験することを可能にする。28のサイトをサンプリングし,Arachnitis非ifloraの全地理的範囲をカバーした。141個体における内部転写スペーサー(ITS),18S rRNAおよび26S rRNA核領域および90個体のサブセットにおける色素体16S rRNA遺伝子の増幅および配列決定を行った。種の進化史を再構築するために,系統地理学的,年代測定分析,時空間拡散モデル,および種古分布投影を行った。Arachnitis unifloraは古代起源を有し,後期中新世に多様化し,北とパタゴニアグループと名付けられた2つの遺伝的グループに分裂する。両グループのハプロタイプ多様化は,後期中新世と初期鮮新世について日付した。更新世前期に人口統計学的拡大を検出し,ほとんどの多様化とコロニー形成がLGMの前に起こった。古分布モデリングは,800Myaから現在までの種分布のわずかな変化を予測し,LGM中の東での範囲拡大のみを示した。高い遺伝的多様性の4つの領域を同定し,その種が存続する避難領域を示唆した。後期中新世のAndes隆起によって促進される造山と気候変動は,Arid Diagonの形成による主な古代の遺伝的多様性をもたらした。大部分の多様化,コロニー形成,および人口学的プロセスは,大パタゴニア氷河作用の前に更新世前期から更新世の始まりまで生じ,種進化史に対するLGM氷河作用の低い影響を明らかにした。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子 ,  *従属栄養 ,  湿潤 ,  *気候変動 ,  更新世 ,  鮮新世 ,  中新世 ,  年代測定 ,  *氷河 ,  避難 ,  *真菌類 ,  温帯 ,  熱帯 ,  地質 ,  ハプロタイプ

著者キーワード (6件)： Arachnitis uniflora ,  真菌症 ,  アンデス-パタゴニア森林 ,  アンデスの隆起 ,  遺伝的多様性 ,  グレートパタゴニア氷河

分類 (3件)： 植物生態学  (EE02000E) ,  新生代  (DE03040C) ,  森林生物学一般  (FF02010T)

タイトルに関連する用語 (9件)： 真菌 ,  従属栄養 ,  植物 ,  氷河 ,  分布 ,  遺伝的多様性 ,  古代 ,  気候変動 ,  隆起