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J-GLOBAL ID:202202258668042773   整理番号:22A1682326

シュウ酸修飾ナノスケールゼロ価鉄粒子による汚染溶液からのシプロフロキサシン吸着の促進【JST・京大機械翻訳】

Promotion of ciprofloxacin adsorption from contaminated solutions by oxalate modified nanoscale zerovalent iron particles
著者 (9件):
資料名:
巻: 359  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シプロフロキサシン(CIP)による水汚染は,抗菌剤耐性菌による感染リスクを増加させるので,地球規模で新たな問題である。シュウ酸塩の存在による鉄ナノ粒子(Fe0)による水からのCIP除去はまだ報告されていない。本研究は,Fe0ナノ粒子へのシュウ酸塩の添加が,以下の最適条件,[Fe0]=0.3g・L-1,[シュウ酸塩]=0.3mM,初期pH=7,および温度=25°Cで,45.04%から95.74%へのCIPの100mg・L-1の除去を改善することを実証した。さらに,実験結果は,水溶液中の高濃度の溶存酸素が,(Fe0/シュウ酸塩)系によるCIPの除去率を,97.69%(N_2雰囲気)から67.47%まで大きく低下させることを示した。同様に,(Fe0/シュウ酸塩)システムの性能は,溶液のイオン強度が0から100mMに増加するため,95.43%から85.23%に低下した。対照的に,(Fe0/シュウ酸塩)系によるCIPの除去に対するフミン酸(0~40mgL-1)の影響は無視できた。また,(Fe0/シュウ酸塩)系の能力に対する共存イオンの負の影響は,Mg2+>NO_3->SO_42->Ca2+>CO_32->K+の順であった。加えて,脱着実験とSEM-EDS,XRD,およびFTIRの結果は,物理吸着と化学吸着が,CIP中のFe0ナノ粒子とカルボキシル,ケトン,およびピペラジニル基の間の表面錯化を,0.3mMのシュウ酸塩の添加として,(Fe0/シュウ酸塩)系によるCIP除去の原因であることを明らかにした。これらの結果は,速度論,等温線および熱力学解析の結果によって支持された。さらに,シュウ酸塩添加は,CIPの100mgL-1の1Lの処理コストと,生成したスラッジを,それぞれ約55.68%と57%だけ減少させた。最後に,本研究は,(Fe0/シュウ酸塩)システムが,294.66mg g-1の最大吸着容量を有する,報告されたFe0ベースシステムの大部分よりも,安価で,実用的で,より効率的であることを証明した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  下水,廃水の物理的処理  ,  下水,廃水の化学的処理  ,  吸着剤 

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