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J-GLOBAL ID：202202258779898167   整理番号：22A0636343

酸化グラフェン膜の酸化度に依存する水分誘起作動【JST・京大機械翻訳】

Oxidation-degree-dependent moisture-induced actuation of a graphene oxide film

著者 (5件)： Nakanishi Waka (Molecular Design and Function Group, National Institute for Materials Science, 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki 305-0047, Japan. [e-mail]) ,  Yamauchi Yoshihiro ,  Nishina Yuta ,  Yoshio Masafumi ,  Takeuchi Masayuki
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 12  号： 6  ページ： 3372-3379  発行年： 2022年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一酸化プロセス(1GO)を受けた酸化グラフェン(GO)から調製した多層膜は,水分に応答して作動し,一方,2つの酸化プロセス(2GO)を受けたGOから調製したそれらは,この能力を失った。この差の起源を解明するために,種々の多層膜の構造と性質とそれらの含有量を分析した。原子間力顕微鏡像によると,2GO(2.0±0.4μm)のGO単分子層の横方向サイズは1GO(3.2±0.4μm)のそれよりも小さかったが,このサイズ差は作動に影響しなかった。両膜の断面の走査電子顕微鏡画像は,微細な多層構造を示し,X線回折測定は,両方の膜に対して,層間距離における水分感受性可逆変化を示した。両膜は60sで30wt%水分を吸着し,膜の底部湿潤側と頂部空気側で異なる含水量を示した。ナノインデンテーション実験は,GOに典型的な硬度値(1GO:156±67MPa;2GO:189±97MPa)と弾性率値(1GO:4.7±1.7GPa;2GO:5.8±3.2GPa)を示した。一方,1GO膜は,それ自身の重量に等しい重量で曲げたが,2GO膜はそうではなかった。GO膜の巨視的硬度におけるこのような違いは,それらの水分誘起作動能力に影響を及ぼすことができる。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： X線回折 ,  *酸化 ,  弾性係数 ,  可逆変化 ,  *酸化物 ,  単分子層 ,  湿潤 ,  *水分 ,  多層構造 ,  多層膜 ,  硬度 ,  原子間力顕微鏡 ,  層間隔 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： *酸化グラフェン ,  SEM画像 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化 ,  グラフェン膜 ,  酸化度 ,  水分 ,  誘起