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J-GLOBAL ID：202202258835983047   整理番号：22A0940369

アフガニスタンカブール市の都市居住におけるコミュニティの形成に関する研究

A Study of Kabul City Urban Community Development

著者 (2件)： SARWARI Fakhrullah (Univ. the Ryukyus) ,  ONO Hiroko (Univ. the Ryukyus)
資料名： 日本建築学会研究報告 九州支部(CD-ROM)  (日本建築学会九州支部研究報告(CD-ROM))
号： 61  ページ： ROMBUNNO.718  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： L0035B  ISSN： 2435-3817  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・住民が民族的,地理的に分極化してコミュニティを形成しているカブールについて,現在までの都市形成史を文献調査や現地調査により分析。
・小さな地域に多様なコミュニティが分散している第13区において,56の質問票調査や面接調査を実施。
・調査の結果,民族ごとの居住地マップを作成。
・衝突や戦争の中で地理的優位を競った結果,多様な民族が分散したカブールが形成されたことが判明。
・各民族が出身地に近い場所を選択し高速道路で接続したことなども判明。
・特に,パシュトゥン,タジク,ハザラの主要3民族は分かれて居住し,彼らとつながる小さな地理的コミュニティが周辺に形成されていることが判明。
・宗派により異なる宗教施設を共同使用していることも確認。

シソーラス用語： *都市史 ,  *都市開発 ,  大都市 ,  *都市構造 ,  町づくり ,  住居地区 ,  地域社会 ,  民族 ,  都市化 ,  多様性 ,  人種問題 ,  アフガニスタン・イスラム共和国 ,  現地調査 ,  宗教施設 ,  宗教
準シソーラス用語： イスラム教 ,  カブール ,  都市形成 ,  *都市形成史 ,  民族紛争

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (11件)：

• Martin Sokefeld (ED.), 2015. Spaces of Conflict in Everyday Life. 1sted.transcript. https://www.perlego.com/book/1464486/spaces-of-conflict-in-everyday-life-pdf.
• Calogero P.A., Planning Kabul: The Politics of Urbanization in Afghanistan, 2011
• Mohammad Ali Karimi, ′′The West Side Story′′: Urban Communication and the Social Exclusion of the Hazara People in West Kabul. Department of Communication, University of Ottawa, 2011
• Stein, M. (1977). Community: A Critical Response. By Joseph R. Gusfield. (New York: Barnes & Noble, 1975. Pp. xvii 120. $11.50.). American Political Science Review, 71(4), 1636-1637.doi:10.1017/S0003055400270007
• Marske, Charles E. “Durkheim’s ‘Cult of the Individual’ and the Moral Reconstitution of Society.” Sociological Theory, vol. 5, no. 1, [American Sociological Association, Wiley, Sage Publications, Inc.], 1987, pp. 1-14, https://doi.org/10.2307/201987.

タイトルに関連する用語 (5件)： アフガニスタン ,  都市 ,  居住 ,  コミュニティ ,  研究