文献

J-GLOBAL ID：202202258906132269   整理番号：22A0885125

光力学/光熱療法と併用した癌化学療法のための標的化pH/酸化還元二重応答性ナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

Targeted pH/redox dual-responsive nanoparticles for cancer chemotherapy combined with photodynamic/photothermal therapy

著者 (10件)： Li Chaohua (School of Chemistry, Chemical Engineering and Life Sciences, Wuhan University of Technology, Wuhan, 430070, P. R. China. [e-mail]) ,  Chang Cong ,  Wang Xuelian ,  Xu Qingni ,  Chen Yuqi ,  Zhang Yueli ,  Yi Mengqi ,  Li Yuyang ,  Xiong Bei ,  Lu Bo
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 46  号： 10  ページ： 4724-4733  発行年： 2022年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 併用療法におけるインテリジェント応答ナノ粒子の応用は癌治療における新たな課題となっている。本研究では,マルチモーダル併用療法(ICG/DOX@HMSN-SS-N=C-HAまたはID@HMSN-SNHに単純化)のための二重応答性標的ナノ粒子を構築した。化学療法ドキソルビシン(DOX)および光増感剤インドシアニングリーン(ICG)を,物理的包埋により中空メソ多孔性シリカナノ粒子(HMSN)に負荷した。これらのHMSNは,pH感受性Schiff塩基結合により酸化ヒアルロン酸(OHA)で被覆され,漏出から薬物を防ぐためのレドックス感受性ジスルフィド結合である。それらはインテリジェント制御薬物放出特性を示すだけでなく,光熱/光力学療法(PTT/PDT)を完全に統合し,in vitro評価によって確認されるように相乗的抗腫瘍効果を開発する。細胞取り込み実験は,それらがCD44受容体を過剰発現する腫瘍細胞を選択的に標的化し,正常細胞によるそれらの取り込みを低下することを証明した。さらに,細胞毒性実験は,0.09μg・mL-1のIC_50値で,それらの満足な抗腫瘍(HepG2)効果を示した。結論として,得られたID@HMSN-SNHは,わずかな酸性および還元腫瘍微小環境(TME)に応答する薬剤を同時に放出し,腫瘍アブレーションに対するin vitroでのPTT/PDTによる化学療法の大きな性能を示した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ターゲット ,  抗腫瘍作用 ,  腫瘍 ,  *酸化還元反応 ,  薬物放出 ,  *薬物療法 ,  併用療法 ,  多モード ,  *ターゲティング ,  in vitro実験 ,  CD44抗原 ,  HepG2細胞 ,  *ナノ粒子
準シソーラス用語： 癌治療 ,  過剰発現 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

タイトルに関連する用語 (9件)： 光力 ,  光熱療法 ,  併用 ,  癌化学療法 ,  標的化 ,  pH ,  酸化還元 ,  応答性 ,  ナノ粒子