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J-GLOBAL ID:202202258960521853   整理番号:22A0184922

Escherichia coliによる骨感染の治療のためのアラビアゴムプラスコリスチン被覆モキシフロキサシン負荷ナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

Arabic gum plus colistin coated moxifloxacin-loaded nanoparticles for the treatment of bone infection caused by Escherichia coli
著者 (12件):
資料名:
巻: 137  ページ: 218-237  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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骨髄炎は,患者死亡に至る可能性がある骨と骨髄の炎症過程である。この疾患は主にグラム陽性生物によって引き起こされるが,大腸菌のようなグラム陰性細菌に起因する骨感染の割合は近年著しく増加している。本研究では,E.coli関連骨感染を根絶できるナノ医療を工学するためのプラットフォームとしてメソポーラスシリカナノ粒子を用いた。この目的のために,ナノ粒子はモキシフロキサシンで負荷され,アラビアゴムとコリスチン(AG+CO被覆MX負荷MSN)でさらに官能化された。ナノシステムは,AG被覆により,大腸菌バイオフィルムマトリックスに対し高い親和性を示し,モキシフロキサシンの殺菌効果およびコリスチンの脱凝集効果のため,著しい抗菌効果を示した。AG+CO被覆MX負荷MSNは,in vitroで骨梁骨上で発生した感染を根絶し,E.coliにより誘導した骨髄炎に対してin vivoで顕著な抗菌効果を示した。更に,AG+CO被覆MX負荷MSNは,細胞増殖と軽度の肝毒性にわずかな影響しか無く,本質的に非細胞毒性であり,これは両抗生物質の性質に起因することを示した。これらの結果から,これらのナノ粒子は大腸菌のような腸内細菌による骨感染の有望な治療法と考えられ,単一ナノキャリアに異なるが相補的な活性を持つ抗生物質の実装に基づく骨感染に対する一般的な戦略を導入すると考えられる。本研究では,コリスチンを含むアラビアゴムで被覆したモキシフロキサシン負荷メソポーラスシリカナノ粒子(AG+CO被覆MX負荷MSN)を用いて,大腸菌骨感染に対処する方法論を提案した。このナノシステムのin vitro評価は,アラビアゴム被覆,コリスチンの脱凝集および抗菌効果,およびモキシフロキサシンおよびコリスチンの殺菌能力のため,顕著な抗バイオフィルム作用により,大腸菌バイオフィルムマトリックスに対する高い親和性を示した。AG+CO被覆MX負荷MSNのこの抗E.coli容量は,ナノシステムが感染骨内の細菌負荷の90%以上を根絶できる骨髄炎のin vivoウサギモデルでもたらされた。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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抗細菌薬の基礎研究  ,  感染症・寄生虫症の治療  ,  感染症・寄生虫症の診断  ,  抗細菌薬の臨床への応用 
物質索引 (1件):
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