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J-GLOBAL ID：202202259059751864   整理番号：22A1116296

多剤耐性毒素産生性コレラ菌の病原性ポテンシャルに対するTyphonium trilobatum(L.)Schottの阻害活性【JST・京大機械翻訳】

Inhibitory activities of Typhonium trilobatum (L.) Schott on virulence potential of multi-drug resistant toxigenic Vibrio cholerae

著者 (4件)： Saha Papiya (Department of Biochemistry, University of Calcutta, 35 Ballygunge, Circular Road, Kolkata, 700019, India) ,  Banerjee Anirban (Department of Biochemistry, University of Calcutta, 35 Ballygunge, Circular Road, Kolkata, 700019, India) ,  Banerjee Goutam (Department of Biochemistry, University of Calcutta, 35 Ballygunge, Circular Road, Kolkata, 700019, India) ,  Bag Prasanta K. (Department of Biochemistry, University of Calcutta, 35 Ballygunge, Circular Road, Kolkata, 700019, India)
資料名： Microbial Pathogenesis  (Microbial Pathogenesis)
巻： 165  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0489A  ISSN： 0882-4010  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コレラは,O1またはO139血清型に属するコレラ菌の毒素産生株に起因する重大な流行病である。V.choleraeにおける抗細菌耐性の出現は,増加する懸念である。天然物薬剤発明とEthno薬理学的学は,この環境下でかなりの期待を示す。伝統的に,Typhonium trilobatum(L.)Schott(GhatkanhuまたはベンガルArumとして局所的に知られている)の葉は,インドの異なる地域における胃腸障害の治療に用いられる。本研究の目的は,コレラのような水性下痢の原因となる多剤耐性(MDR)コレラ菌(血清型O1,O139,非O1,および非O139)の菌株に対するT.trilobatum葉(METTL)のメタノール抽出物の抗菌および抗バイオフィルム活性を評価することであった。MIC,MBCおよび時間-殺菌速度論研究をMETTLのin vitro抗菌活性の評価に用いた。ミクロ希釈法および共焦点レーザ走査顕微鏡を用いて,バイオフィルム阻害活性を評価した。遺伝子発現は,定量的リアルタイムPCR(qRT-PCR)を実行することによって分析した。METTLは,コレラ菌の臨床株に対して,それぞれ1~32mg/mLと8~32mg/mLでMICとMBCで抗菌活性を示し,異なる血清型に属した。METTLはV.cholerae SG24によるバイオフィルムの形成に対して有意な阻害活性を示し,MIC,1/2MICおよび1/4MICにおいてそれぞれ81.3,75.8および69.6%の阻害を示した。METTLは,V.cholerae SG24による細胞外高分子物質(EPS)形成の形成に対して有意な(P<0.05)阻害活性を示し,MICにおけるEPS蛋白質およびEPS炭水化物の阻害のそれぞれ89.41および99.26%であった。METTLは,CT-ELISAアッセイにより評価したV.cholerae株SG24によるコレラ毒素(CT)産生を有意に阻害した(p<0.01)。コレラ毒素産生は,MIC(8mg/mL),1/2MIC(4mg/mL)および1/4MIC(2mg/mL)で,それぞれ76.26%,48.76%および29.93減少した。METTLは,サブ殺菌濃度(1/4MIC)でctxAB遺伝子転写1.76倍(p<0.05)を抑制することが示された。また,コレラ毒素活性化遺伝子,toxTおよびtcpPの発現は,亜殺菌濃度(1/4MIC)で,それぞれ11.56倍(p<0.001)および23.52倍(p<0.001)減少した。以下の遺伝子の転写は抑制された:vpsR(1.8倍;p<0.05),Bap1(1.53倍;p≦0.05),およびrmbA(2.89倍)は,サブ殺菌濃度でMETTLにより抑制された。vpsTの発現は亜殺菌濃度で1.5倍(p<0.01)抑制された。活性Typhoniumトリローブ(L.)葉抽出物は,MDR V.cholerae感染の治療のための代替品として示唆され,コレラおよび下痢患者の治療に有用な新規抗菌化合物/sおよびバイオフィルム抑制薬/sの開発に対する有望な源として使用できる可能性がある。ここで得られた結果は,胃腸障害の治療に用いられるインドにおけるTyphoniumトリロブ(L.)の伝統的使用を科学的に検証した。さらなる研究は,コレラ菌に対するこれらの抗菌原理の精製と特性化に向けられるべきである。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 殺菌 ,  遺伝子 ,  下痢 ,  抗細菌作用 ,  抗細菌薬 ,  *コレラ ,  タンパク質 ,  *毒素 ,  *病原性 ,  *コレラ菌 ,  生物膜 ,  血清型 ,  遺伝子発現 ,  *多剤耐性 ,  コレラ毒素

著者キーワード (5件)： 抗菌薬 ,  抗生物膜 ,  抗コロニー形成 ,  Typhonium trilobatum ,  コレラ菌

分類 (1件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 多剤耐性 ,  毒素 ,  コレラ菌 ,  病原性 ,  ポテンシャル ,  阻害活性