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J-GLOBAL ID:202202259060192180   整理番号:22A0497649

レニン-アンギオテンシン系を標的とする薬剤使用者における腎臓癌予後の改善【JST・京大機械翻訳】

Improved renal cancer prognosis among users of drugs targeting renin-angiotensin system
著者 (9件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 313-320  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4133A  ISSN: 0957-5243  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:高血圧がRCCとACE阻害剤の危険因子であると提唱され,アンギオテンシン受容体遮断薬(ARBs)がRCCの予後改善と関連するため,降圧薬投与の使用者の間で腎細胞癌(RCC)生存を調査した。方法:1995~2012年に診断されたRCCを有する13873人の参加者のフィンランドコホートを,3つの国家データベースから形成した。RCC症例を,フィンランドがん登録,全国処方データベースからの投薬使用および健康管理の介護登録からの共存症から同定した。ロジスティック回帰を用いて,診断時の転移腫瘍範囲に対するオッズ比を計算した。診断後のRCC特異的死亡のリスクを,腫瘍臨床的特徴を調整したCox回帰を用いて分析した。結果:合計5179人の参加者は,追跡調査の間RCCで死亡した。どの薬剤群に対しても,転移腫瘍範囲に対するリスク関連は見られなかった。ACE阻害剤は,非使用者と比較して,RCC特異的死亡(HR0.88,95%CI0.82~0.95)のリスク低下と関連していた。時間依存分析では,ACE阻害剤の高用量使用(392定義日線量(DDD)/年),HR0.54,95%CI 0.45-0.66)およびARB(786.1DDD/年,HR0.66,95%CI 0.50-0.87)はRCC生存率の改善と関係した。TNM分類またはタバコ喫煙に関する情報は利用可能ではなかった。結論:ACE-阻害剤とARBは,RCC特異的生存率の改善と関連した高用量のARBsであった。これはRCC患者の間でレニン-アンギオテンシン系(RAS)系を標的とする薬物療法による高血圧治療の全体的利点を反映している可能性がある。RCCにおけるRASの役割を探るためには,さらなる研究が必要である。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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消化器の腫よう  ,  血管作用薬・降圧薬の臨床への応用  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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