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J-GLOBAL ID：202202259153481325   整理番号：22A0808234

脂質膜は配列依存的相互作用を介してRNAの活性を調節する【JST・京大機械翻訳】

Lipid membranes modulate the activity of RNA through sequence-dependent interactions

著者 (2件)： Czerniak Tomasz (B CUBE Center for Molecular Bioengineering, Technische Universitaet Dresden, 01307 Dresden, Germany) ,  Saenz James P. (B CUBE Center for Molecular Bioengineering, Technische Universitaet Dresden, 01307 Dresden, Germany)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 119  号： 4  ページ： e2119235119  発行年： 2022年 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： RNAは,触媒と情報キャリアの両方として機能するユビキタス生体分子である。RNA生物活性がどのように制御されているかを理解することは,その生理学的役割と合成生物学における潜在的応用の解明に重要である。ここでは,脂質膜がRNA組織プラットホームとして作用し,リボ調節機構を導入することを示す。R3Cリボザイムの活性は脂質膜の存在により修飾され,RNAヌクレオチド含量,塩基対形成及び長さに依存する直接RNA-脂質相互作用を有した。特に,短いRNAにおけるグアニンの存在はRNA-脂質相互作用にとって重要であり,G-四重螺旋形成はさらに脂質結合を促進する。最後に,膜結合を増強するためにR3C基質配列を人工的に修飾することにより,リボスイッチ様挙動を有する脂質感受性リボザイム反応を生成した。これらの知見は,合成リボスイッチおよびRNAに基づく脂質バイオセンサを開発するためのツールとしてRNA-脂質相互作用を導入し,生命の起源のためのRNA世界シナリオに対して重要な意味を持つ。Copyright 2022 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *相互作用 ,  *RNA【核酸】 ,  基質 ,  *脂質 ,  *脂質膜 ,  ヌクレオチド ,  生命の起源 ,  生物活性 ,  バイオセンサ ,  リボザイム ,  窒素複素環化合物 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： 生体分子 ,  リボスイッチ ,  G-四重鎖 ,  膜結合 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： RNA ,  脂質 ,  リボザイム ,  RNA世界

分類 (1件)： 生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (1件)： グアニン

タイトルに関連する用語 (5件)： 脂質膜 ,  相互作用 ,  RNA ,  活性 ,  調節