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J-GLOBAL ID:202202259250759128   整理番号:22A0470060

ポリプロピレングリコールとフェニレンエチニレン単位から成る主鎖型ベンゾオキサジン重合体:硬化挙動と熱機械的性質に及ぼすスペーサ効果

Main-chain type benzoxazine polymers consisting of polypropylene glycol and phenyleneethynylene units: spacer effect on curing behavior and thermomechanical properties
著者 (6件):
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巻: 54  号:ページ: 133-141  発行年: 2022年02月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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主鎖にフェニレンエチニレンおよびポリプロピレングリコール(PPG)を含むベンゾオキサジン重合体,ポリ(1)230,ポリ(1)400およびポリ(1)2000を,対応するエチニレンビスフェノール,パラホルムアルデヒドおよびMn=230~2000を有するPPGジアミンからMannich反応により合成した。ポリ(1)の硬化温度は,PPG鎖のMnが2,000から230に減少するにつれちぇ,212から182°Cに低下した。ポリ(1)230~2000を,200~250°Cで加熱し,対応する重合体を得た,次いでポリ(1)′230~2000を,ベンゾオキサジン部分の開環重合によって硬化した。重合体の構造は,硬化前後の1H NMRとIR分光法で解明した。ポリ(1)230~2000は,PPG鎖のMnの増加により柔軟になった。ポリ(1)230は,253°Cの高いTgを示した。ポリ(1)′230~2000は,おそらく剛直フェニレンエチニレン部分の存在のため,約300°Cで熱的に安定であった。著者らは,主鎖中に剛直なフェニレンエチニレンと柔軟なポリプロピレングリコール(PPG)部分から成る新規なベンゾオキサジン重合体,ポリ(1)230~2000を合成した。ポリ(1)230~2000の架橋反応で得た樹脂は,フェニレンエチニレン部分を含む以前に合成したポリベンゾオキサジン樹脂と同様に,熱的に安定であった。柔軟なPPG単位の導入は,硬化温度を下げ,熱安定性を維持する機械的靭性を高めるのに有効であった。Copyright The Author(s), under exclusive licence to The Society of Polymer Science, Japan 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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高分子の反応一般  ,  高分子固体の物理的性質  ,  フェノール系樹脂 

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