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J-GLOBAL ID：202202259303564737   整理番号：22A1007574

溶融Pdの熱物性測定と熱拡散率のMott理論の適応性評価

Thermophysical properties measurements of Pd melts and applicability of Mott’s theory for thermal diffusivity

著者 (3件)： 渡邉学 (東京工大) ,  安達正芳 (東北大 多元物質科研) ,  福山博之 (東北大 多元物質科研)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 35  号： 1  ページ： ROMBUNNO.J-23  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・溶融金属の熱物性の高精度測定を目的に開発した静磁場印加電磁浮遊装置を用い溶融Pdの密度,定圧熱容量,熱伝導率測定で熱拡散率を算出し,Mott理論適応性も調査。
・高純度Pd片を不活性ガス中浮遊・融解させ,YAGレーザ照射のシャドーグラフ法により体積から密度を,レーザ周期加熱カロリメトリ法を用い熱容量と熱伝導率を取得。
・融点直下過冷却域から融点超えの高温域まで密度は温度と共に直線的に減少し,熱容量と熱伝導率は温度に対しほぼ一定で,これらデータを用いて熱拡散率を決定。
・既報データも含めた溶融状態遷移金属のFermi準位電子状態DOSの逆数と熱拡散率間で直線関係を確認し,液体遷移金属の熱拡散率へのMott理論適用可能性を確認。

シソーラス用語： *パラジウム ,  *溶融金属 ,  *温度伝導率 ,  静磁場 ,  浮遊 ,  浮遊融解 ,  密度 ,  熱容量 ,  熱伝導率 ,  熱分析 ,  熱量測定 ,  Fermi準位 ,  電子状態 ,  温度依存性 ,  磁気電気効果 ,  状態密度
準シソーラス用語： カロリメトリー分析 ,  定圧熱容量 ,  電子状態密度 ,  電磁浮遊

分類 (1件)： 金属の比熱・熱伝導  (BL05022V)

引用文献 (4件)：

• N. F. Mott, The electrical conductivity of transition metals, Proc. Royal Soc. A, 153(1936)699-717.
• V. Ye. Zinov’yev et al., Phys. Met. Metallogr, 61(1986) 85-92.
• M. Watanabe et al., J. Mol. Liq., 324(2021) 115138.
• W. Jank et al., J. Phys.: Condens matter, 3(1991)4477.

タイトルに関連する用語 (7件)： 溶融 ,  Pd ,  熱物性 ,  熱拡散率 ,  理論 ,  適応性 ,  評価