抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大型ディーゼルエンジンの新しい排出ガス規制は,今後数年以内に発効する。ヨーロッパでは,EUVII規制フレームワークは現在開発中であり,NO
x排出量の大幅な削減が求められるであろう。さらに,この削減は,通常の使用として分類されるあらゆる運転条件下で達成する必要がある。特にコールドスタート条件は,選択触媒反応(SCR)技術のライトオフ温度が運転サイクルの最初の数分で達成されないので,後処理システムへの挑戦である。このような厳しい排出限界に適合するために,新しい改良技術が必要である。第1に,これは,先進の尿素混合と制御戦略によるツイン-SCR後処理システムの導入を必要とする。第2に,コールドスタート中のSCR性能は追加の加熱手段によって改善する必要がある。後者に関しては,高度な燃料噴射戦略が後処理システムのヒートアップを支持する。コールドスタート期間の更なる短縮は追加の加熱要素を必要とする。このような加熱装置はエンジンのCO
2放出の増加の欠点を持っている。しかし,そのような欠点はハイブリッドパワートレイン概念を採用することによって軽減できる。本論文では,これらのテクノロジーソリューションのそれぞれについて説明し,ヘビーデューティーEUVIエンジンを使用して,エンジンダイナモメーターの測定と検証済みのシミュレーション結果を通じてそれらを実証している。(翻訳著者抄録)