抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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真空中で開始される火工品点火装置(ボロン硝石(B/KNO
3))の点火パワーと確率に対する半導体レーザーの波長の影響が,マイクロロケットモーターアプリケーションで使用するために,462,520,および808nmの照射波長で実験的および数値的に調査されている。実験中に観察されたように,少なくとも1つのB/KNO
3)サンプルの点火が発生した最小点火パワーは,上記の3つについて,それぞれ152±2mW,162±2mW,および199±2mWに等しく,それによってレーザー照射波長の減少に伴って減少することが示された。対照的に,すべてのB/KNO
3)サンプルが着火したことが観察された最小100%発火力の値は,前述の3つの波長に対応する413±2mW,382±2mW,および260±2mWに等しく,照射波長の減少に伴う増加を示している。同時に,点火に808nm半導体レーザーを使用した場合,点火確率はレーザー出力の関数として0から100%に急速な増加を示したが,462nmおよび520nm半導体レーザーを使用した場合の確率値の対応する増加はかなり緩やかであった。半導体レーザーベースのB/KNO
3)点火器を設計するためのスケーリングモデルを提供するために,レーザー加熱モデルが開発された。その結果,実験データとの良好な一致を示しながら,最小点火力をうまく予測することができた。(翻訳著者抄録)