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J-GLOBAL ID：202202259546010634   整理番号：22A1079892

マルチモーダル情報を用いたプログラミング時のつまずき検出手法の提案

著者 (4件)： 岡大貴 (神戸大 大学院工学研究科) ,  大西鮎美 (神戸大 大学院工学研究科) ,  寺田努 (神戸大 大学院工学研究科) ,  塚本昌彦 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2022  号： HCI-197  ページ： Vol.2022-HCI-197,No.9,1-7 (WEB ONLY)  発行年： 2022年03月07日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プログラミングにおいて,プログラムの実行結果が想定していた結果と異なる,という状況に直面することは多々ある.この際にエラーメッセージが表示されていれば,プログラムを修正するための手がかりを得られるが,「エラーは出ていないが,実行結果が想定と一致しない」場合,この状況を解決するのは容易ではない.特にプログラミング初学者にとって,このようなつまずきが長時間続くことは,モチベーションの低下や挫折を引き起こす原因となる.本研究では,このつまずき状況をプログラマのプログラム内容と,人の内的状態を表す指標の一つである心拍情報を併用し,自動検出することを目指す.本論文では静止画をプログラム実行で再現するタスクを題材に,つまずきの検出に有用であると考えられるパラメタをいくつか算出し,つまずいている状態を検出できるかを検討した.(著者抄録)

シソーラス用語： *計算機プログラミング ,  *多モード ,  言語障害 ,  精神障害 ,  誤り検出 ,  個人 ,  変動 ,  動機づけ ,  静止画像 ,  プログラム実行
準シソーラス用語： エラー検出 ,  つまずき言葉 ,  *プログラミング ,  *マルチモーダル ,  モチベーション ,  初学者 ,  心拍数変動 ,  静止画

分類 (3件)： システムプログラミング一般  (JD03010Y) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  技術教育  (JA01050T)

引用文献 (20件)：

• 藤原理也, 田口浩, 島田幸廣, 高田秀志, 島川博光: ストリームデータによる学習者のプログラミング状況把握, 電子情報通信学会第18回データ工学ワークショップ (DEWS 2007) 論文集, (June 2007).
• 浦上理, 長島和平, 並木美太郎, 兼宗進, 長慎也: プログラミング学習者のつまずきの自動検出, 情報処理学会研究報告, Vol. 2020-CE-154, No. 4, pp. 1-8 (Mar. 2020).
• 井川一渓, 谷口雄太, 峰松翼, 大久保文哉, 島田敬士: プログラミングログ分析による支援の必要な学生の検知指標の提案とフィードバックツールの開発, Vol. 2021-CE-162, No. 14, pp. 1-7 (Nov. 2021).
• J. Siegmund, C. Kästner, S. Apel, C. Parnin, A. Bethmann, T. Leich,G. Saake and A. Brechmann: Understanding Understanding Source Code with Functional Magnetic Resonance Imaging, Proc. of the 36th International Conference on Software Engineering (ICSE 2014), pp. 378-389 (May 2014).
• T. Ishida, H. Uwano, and Y. Ikutani: Combining Biometric Data with Focused Document Types Classifies a Success of Program Comprehension, Proc. of the 28th International Conference on Program Comprehension (ICPC 2020), pp. 366-370 (July 2020).

タイトルに関連する用語 (4件)： マルチモーダル ,  プログラミング ,  手法 ,  提案