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J-GLOBAL ID：202202259624723430   整理番号：22A0062549

エネルギー消費を増大させないで地球温暖化を防ぐための食品産業の課題

著者 (2件)： 饗庭靖之 (東京都大 法科大学院) ,  饗庭靖之 (首都東京法律事務所)
資料名： 明日の食品産業  (Food Industry for Tomorrow)
巻： 2022  号： 1/2  ページ： 25-31  発行年： 2022年01月01日 
JST資料番号： L1826A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・化石燃料を用いたエネルギー消費の増大によって,大気の温度が持続的に上昇していくディストピアが到来するのを防ぐには,化石燃料によるエネルギー消費の削減,人的活動による廃熱を増加させないことが必要。
・人類の生存を確保するために必要なことは,農地から生産される有機物を全て食料として利用し,1人当り農産物消費量が最小となるような食品を供給できるようにするための技術開発が必要。
・即ち,生物体から抽出する有機物から最大量の,旬の農産物を上手に使った食品を上回る,美味しさを持った食品を作り出すこと,製造過程で排除される有機物は別途の美味しい食品の原料とする必要が有。
・また,CO₂排出量に見合うようにCO₂の光合成を行わせるために森林を増やす必要に対応して,広葉樹林などにおいて多く得られる有機物を利用した美味しい食品を作り出す必要。
・通常,食品メーカーは以上のような食品を作るとはしないと考えられるが,開発力あるメーカーは2050年のカーボンニュートラル達成のため,開発することを期待。

シソーラス用語： *食品工業 ,  *地球温暖化 ,  エネルギー消費 ,  化石燃料 ,  廃熱 ,  農作物 ,  有機物 ,  食品 ,  製品開発 ,  二酸化炭素排出量 ,  物質収支 ,  技術開発 ,  食料安全保障 ,  国家政策
準シソーラス用語： カーボンニュートラル ,  食品開発 ,  人為的影響 ,  人工廃熱

分類 (2件)： 食品工業一般  (FJ02010F) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： エネルギー消費 ,  地球温暖化 ,  食品産業