抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
コバルト(Co)は相互接続のための銅の置換における潜在的候補であり,20年以上にわたって半導体産業における溝に応用されている。O-汚染を避けるため,金属の薄膜のプラズマ増強原子層堆積(PE-ALD)において,非酸化反応物が必要とされる。CoのPE-ALDはNH_3のプラズマ源またはN_2とH_2の混合物で実験的に実証されているが,成長機構と鍵となる反応は明確ではない。本研究では,金属前駆体(CoCp_2)処理Co(001)とCo(100)表面におけるプラズマ生成優勢種,すなわちラジカル提案した反応機構は,(1)Nラジカルがピリジン(C_5H_5N)形成と脱着を介して表面結合Cp配位子(もし)を除去するのに重要な役割を果たし,一方,HラジカルはCpH形成と脱着によりCp配位子を除去する吸熱反応を有する;(2)表面NH_x化学種はNH_3形成と脱着により,Hラジカルによって除去された。これらの重要な反応のシミュレーションは,Co(001)表面上で,金属前駆体パルス後の残りのCp配位子と表面NH_x化学種が,NとHラジカルで完全に除去され,3.03Conm-2の被覆率でCo(001)表面上に析出したCo原子をもたらすことを示す。しかし,Co(100)表面上では,表面NH_2化学種は,NH_3生成と脱着によって,全体的に吸熱反応のために完全には除去できない。代わりに,HラジカルはトレンチN種と反応し,金属前駆体パルス中のH移動から生じ,NHを形成する。これらのトレンチN化学種はCo(100)表面では完全には除去できず,堆積したCo薄膜中のN不純物の源になる。ポストプラズマ段階では,金属表面はNH_x終端でプラズマ発生のNHラジカルで被覆され,次の堆積サイクルに準備される。著者らのDFT結果は,NH_x種を生成するアンモニアまたはH_2/N_2プラズマが,Coメタロセン前駆体を用いて高品質で低不純物のCo薄膜を堆積するのに必要である理由を明らかにし,説明する。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】