文献

J-GLOBAL ID：202202260517520715   整理番号：22A0807082

農業産業残渣からの炭素ナノドットのグリーン合成【JST・京大機械翻訳】

Green synthesis of carbon nanodots from agro-industrial residues

著者 (6件)： Afonso Allan Jr. Goncalves (Polymers and Nanostructures Research Group (GPAN), Federal University of Technology, Parana (UTFPR), Toledo, Brazil) ,  Aquino Felipe Thomaz (Federal University of Mato Grosso (UFMT), Cuiaba, Brazil) ,  Dalmonico Gisele M. L. (National Laboratory of Nanotechnology (LNNano- CNPEM), Campinas, Brazil) ,  Nascimento Matheus V. (Programa de Pos-Graduacao Em Odontologia (PPGO), Federal University of Ceara (UFC), Fortaleza, Brazil) ,  Wrasse Ernesto (Polymers and Nanostructures Research Group (GPAN), Federal University of Technology, Parana (UTFPR), Toledo, Brazil) ,  de Aguiar Kelen M. F. Rossi (Polymers and Nanostructures Research Group (GPAN), Federal University of Technology, Parana (UTFPR), Toledo, Brazil)
資料名： Carbon Letters  (Carbon Letters)
巻： 32  号： 1  ページ： 131-141  発行年： 2022年 
JST資料番号： W6367A  ISSN： 2233-4998  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素または炭素ドットに基づく蛍光ナノ構造は,光学,生物医学,環境研究などの知識のいくつかの分野で応用できる多様な性質のため,多くの注目と興味を引いている。このような特性は,調整可能な官能基からの固有ルミネセンスに由来する。本研究では,Lolium perenneおよび麦芽バガスのような農業廃棄物を用いて炭素ナノドット(CND)を作製した。用いた方法は従来の水熱合成とマイクロ波支援水熱合成であった。著者らの知る限り,このライグラス型から合成された炭素ドットが報告されたのは初めてである。合成法は1段階(触媒なし,塩基,または酸を不動態化に添加)であり,水中でのルミネセンスと高溶解性の原因となる官能基を赤外分光法によって同定し,主にC=O,C-OH,C-N,およびN-Hであった。著者らの理論的研究によると,C=O基は,発光特性に影響する電子遷移の新しいエネルギー準位を導入した。CNDを用いた骨芽細胞の蛍光画像を取得し,Pb2+とCr6+検出に対するキレート化特性を試験した。Copyright Korean Carbon Society 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エネルギー準位 ,  蛍光 ,  水熱合成 ,  ルミネセンス ,  *炭素 ,  不動態化 ,  触媒 ,  バガス ,  キレート化 ,  ナノ構造 ,  ペレニアルライグラス
準シソーラス用語： 官能基 ,  生物医学 ,  カーボンドット ,  *カーボンナノドット , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 炭素ナノドット ,  金属センサ ,  バイオイメージング ,  グリーン合成

分類 (4件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 農業 ,  産業 ,  残渣 ,  炭素ナノドット ,  グリーン