抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・原子核構造理論における多体相関の取り込みに関し,まず,相関がないハートリー-フォック状態及び変形とペアリングを考慮したハートリー-フォック-ボゴリウボフ(HFB)状態を概説。
・続いて,HFB状態に適用される生成座標法,それに関連する大西公式の符号問題を紹介し,この問題の解決に取り組むさまざまな数学的手法を解説。
・その中で,符号問題のない新公式である,フェルミオンコヒーレント状態とグラスマン代数を適用したロブレドのパフィアン公式,およびNeergard-Wust公式を説明。
・これらを踏まえ,大西公式とパフィアン公式を関係づける,歪対称行列に注目した著者らの取り組みを説明し,そこに現れる完全平方の特徴,そして符号問題の解決について記述。