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J-GLOBAL ID:202202260859295742   整理番号:22A0627025

分子構造設計とグラフト化POSSによるポリイミドの高温トライボロジーの改善【JST・京大機械翻訳】

Improving the high temperature tribology of polyimide by molecular structure design and grafting POSS
著者 (5件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 886-896  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0503A  ISSN: 1042-7147  CODEN: PADTE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,超音波モータのためのポリイミド(PI)複合材料のガラス転移温度を向上させる方法を,分子動力学シミュレーションによって3つの側面から採用した。最初に,異なる分子剛性を有するポリイミドを設計し,それらの機械的および熱的特性を最適化後に計算した。シミュレーション結果は,より強い剛性を有するポリイミドがより高いガラス転移温度(T_g),より高いYoung率,および剪断弾性率を有することを示した。さらに,PI複合材料を,連続的に熱安定性を改善するために,異なる比例多面体オリゴマシルセスキオキサン(POSS)を充填することによって設計した。シミュレーション結果は,PI複合材料のガラス転移温度がPOSS含有量の増加とともに増加することを示した。第3の方法は,PIマトリックスにPI分子でグラフト化POSS(POSS-PI)を充填し,相溶性を改善した。熱特性は単一POSSを充填したPIと比較してわずかに改善されることが分かった。9%のPOSS-PI2を有するPI複合材料は,最も高いガラス転移温度を有した。より重要なことに,摩擦係数と摩擦界面の温度上昇を計算し,その結果,摩擦係数は,環境温度の増加と共に減少することを示した。最後に,グラフト化POSSの改良機構を,分子間相互作用のエネルギー,平均二乗変位,原子相対濃度,および速度を抽出することによって分析した。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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機械的性質  ,  その他の高分子材料 

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