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J-GLOBAL ID:202202260894595110   整理番号:22A1119499

EVLPにおける新規薬理学的標的としてのサイトゾルDNAセンサ【JST・京大機械翻訳】

Cytosolic DNA Sensors as a New Pharmacological Target in EVLP
著者 (9件):
資料名:
巻: 41  号: 4 S  ページ: S307-S308  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3128A  ISSN: 1053-2498  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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不活性免疫は,虚血/再灌流(I/R)損傷の炎症応答の鍵となる成分である。I/Rによる細胞損傷と死は,特異的パターン認識受容体(PRRs)により認識される危険関連分子パターン(DAMP)の放出を促進する。損傷した細胞の核とミトコンドリアから放出されるDNAは,サイトゾルDNA(cDNA)センサーcGASとAIM2のような特異的PRRsによって認識されるとき,炎症と細胞死を維持する既知のDAMPである。cGAS/STING経路はI型インターフェロン(IFN)とIFN刺激遺伝子(ISG)の産生を誘導する。再潅流肺におけるcDNAセンサの役割は現在特性化されていない。このため,ラットex vivo肺潅流(EVLP)および肺移植(LTx)モデルを用い,肺I/Rの初期炎症イベントにおけるcGAS/STINGの役割を検討した。雄のSprague-Dawleyラットからの心臓-Lungブロックを肺動脈と左心房にカニューレ挿入し,4群(n=5/6ラット/群)に割り当てた。寒冷虚血(CI):機械的換気の下で,肺を4°CPerfadexで洗浄した。心臓-肺ブロックは,4°CPerfadexで7時間膨張した(FiO20.5)。Warm虚血(WI):カニューレ挿入後,肺を1時間,室温で1時間,洗い流し,6時間以上保存した。CI+EVLP:肺を,4°Cで2時間保存し,続いて3時間EVLPで保存し,4°CPerfadexで再び(2時間)貯蔵した。WI+EVLP:1時間WIの後,肺を1時間4°Cで洗浄し,4°Cで3時間EVLPで保存し,4°CPerfadexで再び(2時間)貯蔵した。右肺を対照として使用し,左肺を移植し,LTxの2時間後に採取した。RT-PCRおよびウェスタンブロットにより,サイトゾルDNAセンサcGAS,STINGおよびAIM2の発現,およびRT-PCRにより,全肺組織,cGAS,STINGおよびAIM2蛋白質における下流遺伝子Ifnbの発現およびISG Ifit1およびIsg15の発現を,虚血期間後に肺で発現させた。それらのmRNA発現は,保存条件(CIまたはWI)に関わらず,再潅流(EVLP,LTxまたはEVLP+LTx)により強く誘導される。IfnbおよびISG Ifit1およびIsg15のmRNA発現に対し同様の挙動を観察した。これらの予備的データは,サイトゾルDNAセンサ,特にcGAS-STING軸が保存条件に関係なく再潅流肺の初期炎症において顕著な役割を果たすかもしれないという証拠を提供する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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