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J-GLOBAL ID：202202260907213434   整理番号：22A1081393

ヒト唾液粘弾性の変化はエアロゾル化傾向に影響する【JST・京大機械翻訳】

Variations in human saliva viscoelasticity affect aerosolization propensity

著者 (3件)： Rodriguez-Hakim Mariana (Department of Materials, ETH Zuerich, Vladimir-Prelog-Weg 5, Zuerich, 8093, Switzerland. [e-mail]) ,  Raez Linard ,  Vermant Jan
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 18  号： 13  ページ： 2528-2540  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： COVID-19のようないくつかの伝染病は,エアロゾルと液滴の透過を通して広がる。エアロゾルと液滴形成は気道の内側と外側で生じ,後者は発話と鳴き取り中に観察される。くしゃくすると,唾液はフラットシートとして排出され,続いて液滴に崩壊するフィラメントに不安定化する。唾液中の高分子(ムチンのような)の存在は,弾性が流体シートとフィラメントの両方を安定化し,従って液滴形成を抑止するので,エアロゾル生成の動力学に影響する。本研究では,2つの液体噴流が衝突し,リガメントと液滴に断片化できる薄い流体シートを形成する衝突噴流セットアップを用いて,気道外のエアロゾル形成のプロセスを系統的に再現した。実験セットアップは,関連する無次元数によって定量化された動的条件の範囲を調査でき,それは, s鳴中に経験したものを包含する。異なるドナーにより提供されるヒト唾液を用いて実験を行い,それらの安定性および分裂における有意な変化を明らかにした。せん断と伸張レオロジー実験による粘弾性の影響を定量化し,伸張緩和時間が唾液の弾性の最も適切な尺度であると結論した。無次元Weber,Reynolds,およびDeborah数に関する結果をまとめ,著者らのデータを人間のくしゃくと直接比較する普遍的な状態図を構築し,エアロゾル化傾向が唾液弾性の減少,高い放出速度,およびより大きな噴出量と相関することを結論づけた。これはこれまで認識されていなかった個体間の疾患伝達の変化を伴う。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 液滴 ,  *エアロゾル ,  緩和時間 ,  剪断 ,  *粘弾性 ,  ドナー ,  レオロジー ,  実験 ,  *弾性 ,  ムチン ,  ヒト ,  流体 ,  無次元数 ,  衝突噴流
準シソーラス用語： Deborah数 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  唾液 ,  粘弾性 ,  エアロゾル化 ,  傾向