抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・NCR2018登場以前のNCR運用の経緯を概観の後,NCR2018の詳細を解説し,さらに司書課程科目での教授法に言及。
・初期のNCR1987の登場の背景および,その意義について解説し,それが改定を経て,30年に及んで多くの図書館で情報資源の組織化の基準となってきたことに言及。
・その間の国際的な動向として,英語圏の標準目録規則として2010年のRDAの策定などに言及。
・NCR2018の策定に際しての基本方針となった改訂の方向性と,NCR1987との比較における主要な特徴項目を詳述。
・具体的には,FRBR等の概念モデルに密着した規則構造,典拠コントロールの位置付け,全著作の典拠コントロール,資料の内容的側面と物理的側面の整理,RDAとの互換性など。
・具体的にNCR2018について,その構成,新たに設定されたエレメント,レコードの実際(NCR2018準拠レコード例など)を解説。
・司書課程科目への影響・反映すべきこととして,FRBR等モデルへの理解,典拠コントロールに関する学修,具体例の用意,高抽象度化に伴う理論と演習の連携強化,などに言及。