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J-GLOBAL ID:202202261076222748   整理番号:22A1176453

結腸直腸癌患者の術後感情反応および炎症因子に対するケタミンの単回麻酔用量の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of a Single Sub-Anesthetic Dose of Ketamine on Postoperative Emotional Responses and Inflammatory Factors in Colorectal Cancer Patients
著者 (8件):
資料名:
巻: 13  ページ: 818822  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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【目的】結腸直腸癌患者における術後不安,鬱病,および炎症因子に及ぼすケタミンの単一麻酔下用量の効果を調査する。方法:2015年1月から2017年10月までの著者らの病院で選択的結腸直腸手術を受ける合計104人の患者を,ランダムに割り当てて(1:1:1:1),0.1mg・kg-1ケタミン群(K1群),0.2mg・kg-1ケタミン群(K_2群),0.3mg・kg-1ケタミン群(K_3群),または対照群(C群)に分けた。ケタミンの対応する用量を,手術の5分前にK群(K1,K2,およびK3群)で静脈内に与え,同じ量の正常食塩水をC群で与えた。静脈内鎮痛プログラムは4群で同一であった。患者の感情的反応(不安と抑鬱)を病院不安と鬱病尺度(HAD)によって評価し,術後回復の質を回復-40(QoR-40)アンケートの質によって評価し,末梢血におけるIL-6,IL-8,およびTNF-αのレベルを,手術の前の日に,そして,それぞれ術後24時間,48時間,および72時間以内の酵素結合イムノソルベント検定法(ELISA)によって検出した。疼痛は視覚アナログスケール(VAS)により推定し,鎮静は抜管後30分Ramsayスコアで評価した。麻酔端の時点と抜管を記録した。麻酔中の合併症と抜管後30分の咳と攪拌のような回復を記録した。結果:K3群の不安スコア(HAD-A)および鬱病スコア(HAD-D)は,術後C群より有意に低かった(p<0.05)。K3群のQoR-40スコアはC群より有意に高かった(p<0.05)。K3群におけるIL-6,IL-8およびTNF-αの血清レベルは,C群におけるそれらより有意に低かった(p<0.05およびp<0.01)。HAD-A,HAD-D,およびQoR-40スコアまたはIL-6,IL-8,およびTNF-αの血清レベルは,K1とK2群とC群との間に有意差はなかった。抜管30分後,4群間でVAS疼痛スコアまたはRamsay鎮静スコアに有意差はみられなかった。4群間で抜管時間,術後咳,発生撹拌,またはせん妄に有意差はみられなかった。抜管後30分, Di気,吐き気,嘔吐,複視,または他の有害反応は見られなかった。結論:ケタミンの単回亜麻酔用量(0.3mg kg-1)は,結腸直腸癌患者の術後不安とうつ病を有意に改善し,IL-6,IL-8,およびTNF-αのレベルを低下させる。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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全身麻酔薬の臨床への応用  ,  局所麻酔  ,  局所麻酔薬の臨床への応用 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (34件):
  • AminisaniN., NikbakhtH., AsghariJ. M. (2017). Depresion, Anxiety, and Health Related Quality of Life Among Colorectal Cancer Survivors. Gastrointest. Oncol. 8 (1), 81-88. doi: 10.21037/jgo.2017.01.12
  • AnderssonBodil. (2013). Surgical Stress Response after Colorectal Resection. Int. Surg. 98 (4), 292-299. doi: 10.9738/INTSURG-D-12-00009.1
  • CardosoG., GracaJ., KlutC. (2016). Depression and Anxiety Symptoms Following Cancer Diagnosis: a Cross-Sectional Study. Psychol. Health Med. 21 (5), 562. doi: 10.1080/13548506.2015.1125006
  • ChenM. H., LiC. T., LinW. C. (2018). Rapid Inflammation Modulation and Antidepressant Efficacy of Low-Dose Ketamine Infusion in Treatment-Resistant Depressiona Randomized, Double Blind Control Study. Psychiatry Res. (269), 207-211. doi: 10.1016/j.psychres.2018.08.078
  • CoskunÖ., ÖztopuzÖ., Özkan ÖF. (2017). Determination of IL-6, TNF-α and VEGF Levels in the Serums of Patients with Colorectal Cancer. Cell Mol Biol 63 (5), 97-101. doi: 10.1016/j.psychres.2018.08.078
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