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J-GLOBAL ID:202202261160497631   整理番号:22A0491217

脊椎麻酔のためのナルブフィン:系統的レビューとメタ分析【JST・京大機械翻訳】

Nalbuphine for spinal anesthesia: A systematic review and meta-analysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 91-106  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2711A  ISSN: 1530-7085  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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PURPOSE:術中および術後鎮痛の延長のための様々なアジュバントは臨床的に研究されているが,脊椎麻酔における局所麻酔薬に対するアジュバントとしてのナルブフィンの安全性および効率は未確認のままである。したがって,感覚遮断と運動遮断の開始時間,運動遮断の期間,2セグメント感覚回帰時間,鎮痛の期間,および副作用の発生率に関して,脊髄麻酔における局所麻酔薬に対するアジュバントとしてのナルブフィンの効果についてメタ分析を行い,臨床応用のための信頼できる基礎を提供する。方法:PubMed,Cochrane,EMBASE,Web of Science,CNKI,CBM,WanFang,およびViperを含むデータベースを,適格な研究のために検索した。データを,提案した包含および除外基準に従って抽出し,RevManバージョン5.3およびStata16を選択し,メタ分析を行った。結果:1633人の患者を含む18の発表された研究は,包含基準を満たした。結果は,脊髄麻酔に対する局所麻酔薬へのナルブフィンの添加は,正常生理食塩水群と比較し,副作用の発生を有意に増加せず,2セグメント感覚回帰時間(平均差[MD]=24.31;95%信頼区間[CI]=19.61~29.00,p<0.001)および鎮痛期間(MD=118.11;95%CI=71.34~164.89,p<0.001)を延長できることを示した。加えて,ナルブフィン群の鎮痛効果は,強力なオピオイド群と比較して,対照群のそれとは統計学的に異ならなかったが,低血圧症(リスク比[RR]=0.35,95%CI=0.18~0.68,p<0.01),シベリングの発生(RR=0.19,95%CI=0.08~0.43,p<0.01),および掻痒の発生(RR=0.23,95%CI=0.10~0.53,p<0.01)は,強力なオピオイド群より低かった。結論:局所麻酔薬への添加物としてのナルブフィンは,正常な生理食塩水群と比較し,副作用の発生を増加することなく,感覚ブロックの2セグメントおよび鎮痛の平均期間を有意に延長できる。加えて,局所麻酔薬に対する補助として,ナルブフィンの鎮痛効果は,強力なオピオイドのそれとは異なっていなかったが,低血圧,シベリングおよび掻痒の発生は,強力なオピオイドより低かった。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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局所麻酔  ,  局所麻酔薬の臨床への応用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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