抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・既設の電力線を利用した通信環境を提供する電力線通信(PLC)に関し,2MHz~30MHzの通信信号を伝送する高速PLCに対する日本における制度化と最新の省令を解説。
・PLCの原理とPLC利用のメリットと高速PLCの規格の一つであるHD-PLC方式における物理層,MAC層およびマルチホップを解説し,さらに高速PLCを規定する法令を例示。
・電波法に関連した高速PLCの制度化に対し,電力線搬送通信設備に関する研究会での利用検討,屋内利用の検討と制度化,高速電力線搬送作業班による屋外利用の検討,および2017年の省令改正を解説。
・最新の高速PLC制度化の活動を示し,利用可能範囲の拡大に関し三相交流電力線,600V以下の任意の電圧の電力線,および鋼船内での利用が追加された省令改正を解説。
・従来の電気用品安全法では高速PLCモデムを組み込んだ電気用品が実現できないという課題に対し,雑音基準値の検討活動を説明し,技術基準解釈の一部改正を解説。