文献
J-GLOBAL ID:202202261447205555   整理番号:22A0646213

抗癌光線力学療法のためのレニウム(I)カルボニル錯体の計算設計【JST・京大機械翻訳】

Computational Design of Rhenium(I) Carbonyl Complexes for Anticancer Photodynamic Therapy
著者 (3件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 439-455  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新しいRe-(I)カルボニル錯体を,ピリドカルバゾール型配位子共役の効果,この配位子への置換基の付加,および[Re-(ピリドカルバゾール)-(CO)_3(ピリジン)]錯体中のホスフィンによる1つのCOの置換を,密度汎関数理論(DFT)および時間依存DFTにより,光力学療法の候補として提案した。第1に,二座配位子の共役を増加させると,錯体の最高被占分子軌道(HOMO)-最低非占有分子軌道(LUMO)エネルギーギャップが減少し,その吸収波長赤方偏移が減少することが分かった。この配位子の拡大を電子吸引性1H-ピロール-2,5-ジオン複素環を併合することにより行うと,その電子-アクセプタ特性によりLUMOの安定化がより大きくなる。第2に,関心のバンドに含まれる軌道の形状と組成の解析は,二座配位子の置換基と位置がHOMO-LUMOエネルギーギャップを減少させるのに最適であることを示す。ピリドカルバゾール配位子のピリジン環への電子吸引性置換基の導入はLUMOを主に安定化し,一方,電子供与置換基をインドール部分に導入するとHOMOエネルギーは主に増加した。置換基の各タイプは,同じ錯体に結合すれば,最も低い吸収バンドの深色シフトをもたらす。最後に,ホスフィンPMe_3, 1,4-ジアセチル-1,3,7-トリアザ-5-ホスファビシクロ[3.3.1]-ノナン(DAPTA)によって置換されたとき,ReとCOの単座配位ピリジンへのπ-逆結合相互作用の除去と,1,4,7-トリアザ-9-ホスファトリシクロ[5.3.2.1]-トリデカン(CAP)は,HOMOの不安定化のために,他の余分な深色シフトを引き起こし,それは,DAPTAで低く,PMe_3で中程度であるが,特にCAPで大きい。ピリドカルバゾール配位子における適切な電子吸引性及び/又は電子供与性置換基を有するPMe_3又はCAP配位子の組み合わせを通して,治療窓において顕著な吸収を有するいくつかの錯体を見出した。加えて,一重項-三重項エネルギーギャップに関する我々の結果に従って,それらの全ては,細胞毒性一重項酸素を生産することができる。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第6族,第7族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る