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J-GLOBAL ID:202202261481929003   整理番号:22A0799744

内因性リン脂質に対する活性をもつPseudomonas aeruginosa由来のホスホリパーゼBはバイオフィルム集合に影響する【JST・京大機械翻訳】

A phospholipase B from Pseudomonas aeruginosa with activity towards endogenous phospholipids affects biofilm assembly
著者 (14件):
資料名:
巻: 1867  号:ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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緑膿菌は,その多数の毒性因子およびバイオフィルムが仲介する多剤耐性のため,免疫不全患者に対する重度の脅威である。それはホスホリパーゼを含む加水分解活性を持つ種々の毒素を生成し分泌する。しかし,細菌毒性に対する細胞内ホスホリパーゼの機能はまだ確立されていない。ここでは,P.aeruginosaの仮想遺伝子pa2927がPaPlaBと名付けた新しいホスホリパーゼBをコードすることを示した。反応平衡において,E.coliの界面活性剤可溶化膜から精製したPaPlaBは,51:49のモル比でリン脂質のsn-1およびsn-2位置から脂肪酸(FA)を放出した。in vitroでのPaPlaBは,界面活性剤ミセルで再構成したP.aeruginosaリン脂質と小胞で再構成したリン脂質を加水分解した。細胞局在研究により,PaPlaBは緑膿菌の細胞結合PLAであり,大腸菌において両膜に末梢に結合するが,活性型は大腸菌の細胞膜と主に関連することを示した。精製及び界面活性剤安定化PaPlaB濃度の減少は酵素活性の増加をもたらし,同時にオリゴマ解離を誘導した。野生型およびΔplaBの遊離FAプロファイル,バイオフィルム量および構造が異なることを示した。しかし,PaPlaBのPLB活性がホモオリゴマー化によってどのように調節されるか,そしてそれがP.aeruginosa ΔplaBの表現型にどのように関連するかは確立されていない。この新規推定毒性因子はリン脂質分解酵素の理解に寄与し,緑膿菌バイオフィルムに対する新規治療薬の標的を提供するかもしれない。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  生体膜一般 

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