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J-GLOBAL ID：202202261504914153   整理番号：22A0508459

テクノロジーが拓く幸せな未来 建築・都市計画・まちづくりにおけるビッグデータの可能性

著者 (1件)： 吉村有司 (東大 先端科学技術研究セ)
資料名： Re  (Re)
号： 213  ページ： 34-37  発行年： 2022年01月01日 
JST資料番号： Y0905A  ISSN： 1345-8418  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・建築・都市計画・まちづくり分野においてデジタルトランスフォーメーションの波が押し寄せる中,ビッグデータとAIの可能性,それらの限界について考察。
・具体例の一つとして,車利用がメインだった街路の用途を変更して歩行者中心の空間へと再編する歩行者空間化に関して,筆者が長年携わってきた取組みを詳述。
・スペインのグラシア地区でのデータを用いた歩行者空間化の取組みを紹介し,歩行者空間化が抱える問題を説明すると共に現場での経験から学術研究に至った経緯を説明。
・データ解析により歩行者空間化がレストランやカフェの売上げを増加させる結果が得られたことを紹介し,データやその視覚化に基づく科学的な都市計画を提言。

シソーラス用語： *都市計画 ,  *町づくり ,  データ ,  人工知能 ,  技術革新 ,  都市空間 ,  *データ解析 ,  可視化 ,  利用 ,  改変
準シソーラス用語： *AI【人工知能】 ,  ディジタルトランスフォーメーション ,  データ視覚化 ,  *ビッグデータ ,  ビッグデータ利活用 ,  歩行者空間 ,  *歩行者空間化

分類 (1件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

引用文献 (4件)：

• Yoshimura, Y., Sobolevsky, S., Ratti, C., Girardin, F., Carrascal, J P., Slat, J., Sinatra, R. (2014) ′′An analysis of visitors' behaviour in The Louvre Museum : a study using Blue-tooth data′′, Environment and Planning B : Planning and Design, 41(6), pp.1113-1131.
• Yoshimura, Y., Kumakoshi, Y., Fan, Y., Milardo, S., Koizumi, H., Santi, P., Murillo Arias, J., Zheng, S., Ratti, C. (2021) ′′Street Pedestrianization in Urban Districts : Economic Impacts in Spanish Cities′′, Cities, DOI : https://doi.org/10.1016/j.cities.2021.103468 https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/j a/news/release/20211028.html
• 「建築家がビッグデータ解析のプロ, MIT研究員に。吉村有司氏が「たまたま」つかんだキャリアシフト」 Forbes Japan/キャリア・教育2019.6.2: https://forbesjapan.com/articles/detail/27511/5/1/1 (2021/11/23取得)
• 吉村有司 「建築家にとって科学とはなにか?」 吉村有司編 『a+u』 2021年9月号(No.612) 「特集 アーバンサイエンスと新しいデザインツール」 pp.3-8, 新建築社

タイトルに関連する用語 (8件)： テクノロジー ,  未来 ,  建築 ,  都市 ,  計画 ,  まちづくり ,  ビッグデータ ,  可能性