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J-GLOBAL ID：202202261578495843   整理番号：22A0411945

インドールはHarveyiクレードに属する病原性ビブリオの病原性を減少させる【JST・京大機械翻訳】

Indole decreases the virulence of pathogenic vibrios belonging to the Harveyi clade

著者 (3件)： Zhang Shanshan (Center for Microbial Ecology and Technology (CMET), Ghent University, Gent, Belgium) ,  Yang Qian (Center for Microbial Ecology and Technology (CMET), Ghent University, Gent, Belgium) ,  Defoirdt Tom (Center for Microbial Ecology and Technology (CMET), Ghent University, Gent, Belgium)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 132  号： 1  ページ： 167-176  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:インドールは,いくつかのVibrio種を含む85種以上の細菌により分泌されるシグナル伝達分子であり,生物膜形成,運動性および病原性のような異なる細菌表現型に影響を及ぼすことが報告されている。本研究では,ビブリオ菌のHarveyiクレードに属する12の異なる菌株におけるインドールの影響の系統間変動性を調べた。方法と結果:インドールは,ノトバイオティック塩水エビ幼虫に対するすべての株の病原性を減少させた。インドールで前処理したビブリオ菌でチャレンジした塩水エビ幼虫の生存率は,1.3倍から1.8倍増加した。さらに,インドールは菌株の全てにおいて生物膜形成を有意に減少させ,菌株の8つにおける遊泳運動性を減少させ,菌株の5つにおけるスウォーミング運動性を減少させた。外因性インドールの存在下で培養したとき,pirAとpirB毒素遺伝子のmRNAレベルは,それぞれ,65%と46%に下方制御され,AHPND-causing株Vibrio parahaemolyticus M0904とVibrio campellii S01において,それぞれ62%と55%であった。結論:これらのデータは,インドールがビブリオ菌のHarveyiクレードに属する異なる株の病原性に有意な影響を及ぼすことを示す。研究の意義と影響:著者らの結果は,インドールシグナル伝達が水産養殖におけるHarveyiクレードビブリオ菌によって引き起こされる感染を制御するために,新規治療法の開発に対する有効な標的であることを示唆する。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細菌 ,  mRNA ,  表現型 ,  幼虫 ,  養殖 ,  *病原性 ,  生存率 ,  *Vibrio ,  腸炎ビブリオ ,  生物膜 ,  ダウンレギュレーション ,  遊泳 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： クオラムセンシング ,  *クレード , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 急性肝膵臓壊死症(AHPND) ,  バイオフィルム ,  早期死亡率症候群(EMS) ,  運動性 ,  クオラムセンシング

分類 (2件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (1件)： インドール

タイトルに関連する用語 (4件)： インドール ,  クレード ,  病原性 ,  ビブリオ