文献

J-GLOBAL ID：202202261598419950   整理番号：22A0773976

アブラナ短天然繊維強化熱可塑性複合材料の機械的および熱的性質のキャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

Characterization of the mechanical and thermal properties of rape short natural-fiber reinforced thermoplastic composites

著者 (4件)： Kismet Yilmaz (Rare Earth Elements Research and Application Centre, Munzur University, Tunceli, Turkey) ,  Kismet Yilmaz (Department of Mechanical Engineering, Munzur University, Tunceli, Turkey) ,  Dogan Akar (Rare Earth Elements Research and Application Centre, Munzur University, Tunceli, Turkey) ,  Dogan Akar (Department of Mechanical Engineering, Munzur University, Tunceli, Turkey)
資料名： Iranian Polymer Journal  (Iranian Polymer Journal)
巻： 31  号： 2  ページ： 143-151  発行年： 2022年 
JST資料番号： W4506A  ISSN： 1026-1265  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,短菜種繊維で強化した高密度ポリエチレン(HDPE),ポリスチレン(PS)およびポリオキシメチレン(POM)ポリマの機械的および熱的特性に及ぼす充填剤量の影響を調べた。HDPE-rape,POM-rapeおよびPS-rape繊維複合材料を,異なる繊維含有量で調製し,それらの引張,曲げ,Izod衝撃およびTGA/DTA特性を調べた。引張およびIzod衝撃特性を比較した場合,HDPEベース複合材料における充填量の増加は,これらのペオペリティにおいて大きな変化を引き起こさず,一方,POMおよびPSベース複合材料では減少した。引張および衝撃強度とは対照的に,三点曲げ特性を調べると,これら全ての材料の強度値は充填剤量の増加とともに増加することが観察された。しかし,HDPEベース複合材料の3点曲げ強さにおいて顕著な増加が観察された。30wt%の菜種強化HDPE複合材料の曲げ強さは純HDPEの2倍であることが分かった。TGAとDTA分析の結果は,強化元素がマトリックス材料の前に燃焼し始め,従って燃焼がこれらの熱可塑性プラスチックで遅れることを明らかにした。その結果,HDPE複合材料の機械的特性は,アブラナ補強によって向上した。この方法で,高分子マトリックス中に約30wt%の天然充填材料を用いることにより,環境に優しい材料,ならびにコストの顕著な利点が得られる。グラフ抽象;Copyright Iran Polymer and Petrochemical Institute 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 示差熱分析 ,  衝撃 ,  菜種 ,  *天然繊維 ,  *繊維強化 ,  *アブラナ ,  引張 ,  充填材料 ,  衝撃強さ ,  曲げ強さ ,  *熱特性 ,  充填剤 ,  高密度ポリエチレン
準シソーラス用語： 曲げ特性 ,  衝撃特性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 天然繊維 ,  高分子系複合材料 ,  アブラナ ,  熱可塑性プラスチック ,  機械的性質

分類 (3件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  ポリオレフィン  (YH07090L)

タイトルに関連する用語 (6件)： アブラナ ,  天然繊維 ,  強化 ,  熱可塑性複合材料 ,  熱的性質 ,  キャラクタリゼーション