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J-GLOBAL ID：202202261620144319   整理番号：22A0935190

治山ダムと周辺の地形・植生を測る新しい方法-その1:ドローンを用いた空中写真測量-

著者 (2件)： 速水将人 (北海道総合研究機構) ,  中田康隆 (北海道総合研究機構)
資料名： 光珠内季報(Web)
号： 202  ページ： 8-14 (WEB ONLY)  発行年： 2022年03月 
JST資料番号： U0557A  ISSN： 0913-2430  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・3500基を超える北海道に設置されている治山ダムの維持管理および機能評価のため無人航空機(UAV)を用いる空中写真測量と地形および植生調査法を研究。
・RTK-UAVを採用し治山ダム周囲の地形測量を実施,SfM-MVS法で3次元モデルを構築し既知の位置座標との誤差を検証,誤差が20cm以内と判明。
・より低コストで手軽な測量のため機動性のある小型軽量UAVを用いて撮影した動画の樹種判断を実施,河畔優占種の単木レベルでの確認に成功。
・近年,進歩が著しいUAV機器や精度が向上している測量技術の組み合わせで多くの治山ダムや周囲の地形および植生を省力的,低コストで把握できる可能性示唆。

シソーラス用語： *無人機 ,  *植生 ,  *砂防ダム ,  位置測定 ,  *空中写真測量 ,  リモートセンシング ,  小型 ,  軽量化 ,  画像処理 ,  モデリング ,  三次元 ,  計算機利用 ,  *地形測量
準シソーラス用語： RTK-UAV ,  SfM【画像処理】 ,  マルチビューステレオ法 ,  リアルタイムキネマティック測位 ,  三次元モデリング ,  *治山ダム

分類 (3件)： 測樹学  (FF01040T) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (8件)：

• 国土交通省(2022a) 無人航空機の飛行ルール(日本語版)https://www.mlit.go.jp/koku/content/001414567.pdf
• 国土交通省(2022b) 無人航空機(ドローン,ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン. https://www.mlit.go.jp/common/001202589.pdf
• 中田康隆・速水将人・輿水健一・竹内史郎・蝦名益仁・佐藤創 (2020) RTK-UAV を用いた地形変化の観測と応用の可能性: 北海道胆振東部地震で発生した森林域の崩壊跡地における検証. 景観生態学,25(1), 43-52.
• Nakata, Y., Hayamizu, M., Ishiyama, N., & Torita, H. (2021). Observation of Diurnal Ground Surface Changes Due to Freeze-Thaw Action by Real-Time Kinematic Unmanned Aerial Vehicle. Remote Sensing, 13(11), 2167.
• 日本治山治水協会 (2009) 治山技術基準:総則・山地治山編. https://www.rinya.maff.go.jp/j/sekou/kizyun/pdf/tgkijun.pdf.

タイトルに関連する用語 (6件)： 治山ダム ,  周辺 ,  地形 ,  植生 ,  ドローン ,  空中写真測量