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J-GLOBAL ID：202202261646098527   整理番号：22A0479731

脂肪酸生合成の速度論的誘導,レシオメトリック調節【JST・京大機械翻訳】

Kinetically guided, ratiometric tuning of fatty acid biosynthesis

著者 (3件)： Mains Kathryn (Department of Chemical and Biological Engineering, University of Colorado, Boulder, 3415 Colorado Avenue, Boulder, CO, 80303, USA) ,  Peoples Jackson (Department of Chemical and Biological Engineering, University of Colorado, Boulder, 3415 Colorado Avenue, Boulder, CO, 80303, USA) ,  Fox Jerome M. (Department of Chemical and Biological Engineering, University of Colorado, Boulder, 3415 Colorado Avenue, Boulder, CO, 80303, USA)
資料名： Metabolic Engineering  (Metabolic Engineering)
巻： 69  ページ： 209-220  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1646A  ISSN： 1096-7176  CODEN： MEENFM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞代謝は非線形反応ネットワークであり,酵素濃度の動的シフトが炭素のフラックスを異なる生成物に調節するのを助ける。これらの生化学的調節の明白な単純さにもかかわらず,代謝産物生合成に対する影響は文脈依存性であり,予測が困難で,代謝工学における利用は困難である。本研究は,in vitroおよびin vivo分析の系統的セットと詳細な反応速度モデルを組み合わせて,油脂化学生産における重要な応用を有する必須代謝過程である脂肪酸合成における制御パラメータとして酵素濃度の使用を検討した。大腸菌由来のモデル化及び実験的に再構成した脂肪酸シンターゼ(FAS)の組成分析は,2つの天然酵素-,非混和性チオエステラーゼ及びケトアシルシンターゼ-の濃縮比が,操作経路の重要な設計目的である脂肪酸の平均長を調節することを示した。この比の影響は,他のFAS成分の濃度に敏感であり,アクセス可能な鎖長の範囲を狭めるか,拡大することができる。細胞内部では,酵素濃度における単純な変化は,生成物特異的力価を125倍増強し,チオエステラーゼ変異体のそれらに到達する全産物プロファイルのシフトを誘発する。本研究は,FAS系の生成物プロファイルを制御するために酵素濃度におけるレシオメトリック調節を利用するための動力学的に誘導されたアプローチを開発し,広く,酵素濃度における協調シフトが非線形代謝経路のアウトプットに対していかに堅固な制御を与えるかを理解するための詳細な枠組みを提供する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ネットワーク ,  炭素 ,  酵素 ,  大腸菌 ,  *生合成 ,  *脂肪酸 ,  脂肪酸シンターゼ ,  代謝産物 ,  代謝経路 ,  チオエステラーゼ ,  ロバスト性 ,  in vitro実験
準シソーラス用語： *脂肪酸合成 ,  代謝工学 ,  鎖長 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 脂肪酸合成 ,  バイオ触媒ネットワーク ,  チオエステラーゼ ,  ケトアシルシンターゼ ,  濃度効果 ,  速度論モデル ,  in vitro研究 ,  オレオケミカルズ

分類 (2件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 脂肪酸生合成 ,  速度論 ,  誘導 ,  調節