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J-GLOBAL ID：202202261698938156   整理番号：22A1016850

ドライバモニタリング技術を用いた高齢者の日常運転行動計測と一時停止交差点における運転行動解析

Driving Behavior Monitoring of Older Drivers in Daily Life and Analyzing Driving Characteristics at Stop-Controlled Intersections

著者 (7件)： 多田昌裕 (近畿大学理工学部) ,  多田昌裕 (近畿大学情報学研究所) ,  平尾健介 (近畿大学大学院総合理工学研究科) ,  塚本哲也 (オムロンソーシアルソリューションズ株式会社) ,  PARK Kaechang (高知工科大学地域連携機構) ,  岡田昌也 (九州大学共創学部) ,  蓮花一己 (帝塚山大学心理学部)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 8  号： 2  ページ： A_203-A_212(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では画像処理技術を用いて運転中の顔向き角度を計測可能なドライバモニタリングセンサを高齢者の自家用車に設置し,高齢者が日々利用している道路環境下で延べ,737日間,総走行距離14,233kmの日常運転行動データを計測・収集した.高齢運転者に特に多い事故形態として出会い頭事故に着目し生活道路一時停止交差点における高齢者の運転行動を解析した結果,交差点直進時運転行動の22.8%で左右両側に対する安全確認が不十分であり,出会い頭事故のリスクを高める行動をしていることが分かった.交差点右左折時には両側への安全確認がなされない事例は少なかった一方,46.8%の運転行動において左右どちらかに対する安全確認が不十分であり,他車両や歩行者,自転車との衝突リスクを高めかねない運転をしていることが明らかとなった.(著者抄録)

シソーラス用語： *計測 ,  角度測定 ,  角度 ,  自家用車 ,  環境 ,  *運転者 ,  生活道路 ,  *交差点 ,  停止 ,  点検 ,  *交通事故 ,  左折 ,  右折 ,  *人間行動 ,  *技術 ,  *解析 ,  *自動車事故
準シソーラス用語： *ドライバモニタリング技術 ,  安全確認 ,  *運転行動 ,  角度計測 ,  顔向き角度 ,  *行動解析 ,  *行動計測 ,  *高齢運転者 ,  *出会い頭事故 ,  道路環境

著者キーワード (8件)： ドライバモニタリング ,  高齢運転者 ,  一時停止交差点 ,  日常運転行動計測 ,  Driving Monitoring ,  Older Drivers ,  Stop-Controlled intersections ,  Driving Sensing in Daily Life

分類 (2件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G) ,  道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X)

引用文献 (21件)：

• 1) 内閣府:令和 2 年版高齢社会白書,2020.https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/gaiyou/index.html(2021 年 5 月 4 日閲覧)
• 2) 内閣府:令和 2 年版交通安全白書,2020.https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r02kou_haku/zenbun/index.html(2021 年 5 月 4 日閲覧)
• 3) 警察庁:令和 2 年中の交通事故発生状況,2020.
• 4) 財団法人交通事故総合分析センター:高齢運転者の出会い頭事故を防ぐには,ITARDA INFORMATION,No.119,2016.
• 5) 経済産業省,サポカー(安全運転サポート車)web サイト,https://www.safety-support-car.go.jp/( 2021 年 5 月 4 日閲覧)

タイトルに関連する用語 (4件)： 行動計測 ,  一時停止 ,  交差点 ,  行動解析