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J-GLOBAL ID：202202261721610114   整理番号：22A0718245

フッ素ゴムの特性に与える大気UV処理の影響とメタライジング法

Effect of Atmospheric UV on Fluororubber Properties and Metallizing Method

著者 (11件)： 鶴田由佳 (関東学院大 大学院工学研究科) ,  鶴田由佳 (関東学院大 材料・表面工研) ,  鶴田由佳 (ヱビナ電化工業) ,  梅田泰 (関東学院大 材料・表面工研) ,  梅田泰 (関東学院大 総合研究推進機構) ,  堀内義夫 (関東学院大 材料・表面工研) ,  堀内義夫 (関東学院大 総合研究推進機構) ,  本間英夫 (関東学院大 材料・表面工研) ,  高井治 (関東学院大 材料・表面工研) ,  田代雄彦 (関東学院大 材料・表面工研) ,  田代雄彦 (関東学院大 総合研究推進機構)
資料名： 表面技術  (Journal of the Surface Finishing Society of Japan)
巻： 73  号： 3  ページ： 142-148  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： G0441B  ISSN： 0915-1869  CODEN： HYGIEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化学物質による環境への影響がない大気UV処理によるフッ素ゴムのメタライジング法を検討した。めっき前処理の成功の1つの指標である接触角には,顕著な変化は見られなかった。FT-IRとXPSを使用して改質を評価した場合,FT-IR測定に変化は見られなかった。改質はXPS測定で観察され,これはおそらく改質が表面層で発生したためである。UV処理されていないフッ素ゴム上にめっきすると,密着強度はおよそ0.5kN/mであった。しかし,UV処理は条件に依存して1.0kN/mまたは,それ以上に増加させた。結果より,炭酸カルシウム充填剤を含むフッ素ゴムの表面が滑らかになり,強いUV照射強度の条件では密着強度が低下することが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *フッ素ゴム ,  *前処理 ,  *紫外線照射 ,  ニッケルめっき ,  銅めっき ,  接触角 ,  表面性状 ,  炭酸カルシウム ,  平滑化 ,  FTIR分光法 ,  X線光電子分光法 ,  付着強さ ,  *無電解めっき
準シソーラス用語： Ni-Pめっき ,  めっき前処理 ,  照射強度依存性 ,  大気UV処理 ,  難めっき材 ,  密着強度

分類 (2件)： 無電解めっき  (WC08024S) ,  ゴム  (YH07020M)

引用文献 (26件)：

• 1)J. Matsuda, K. Suzuki ; J. Society of Rubber Science and Technology, Japan, 63, 195(1990).
• 2)G. Kojima ; J. Society of Rubber Science and Technology, Japan, 51, 897(1978).
• 3)N. Urabe, H. Takatsugi, M. Ito, H. Toko, M. Fukui ; J. Society of Rubber Science and Technology, Japan, 68, 62(1995).
• 4)H. Takatsugi ; J. Society of Rubber Science and Technology, Japan, 76, 192(2003).
• 5)K. Inoue, T. Ito, T. Miura, H. Kaneko, M. Kuromoto, M. Sumida ; J. Society of Rubber Science and Technology, Japan, 74, 35(2001).

タイトルに関連する用語 (2件)： フッ素ゴム ,  大気